猫との暮らしは「楽」じゃない?初心者が後悔しないために知るべき7つのリアルな現実

猫を飼うのは大変 げぼくの務め
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猫って手がかからないって聞いたけど本当??

そんな風に思っている猫好きさんに向けて、実際に猫を飼って感じた“大変さ”をわかりやすくお伝えします。

この記事を読んでわかること
  • 猫は「楽」なペットではないという現実
  • 「猫を飼う上で1番難しかったこと」アンケート結果
  • 可愛いだけでは乗り越えられない責任がある


まず結論から言って、猫を飼うのは楽ではないです。

とはいえ、「猫好きさんには是非猫と暮らしていただきたい」というのも、同じ猫好きとしての本音。


なので、この記事では猫が捨てられない為にも“猫を飼って大変だったこと”を正直にお伝えしますが、読んだ後に「それでも猫が好き」とおもっていただければ嬉しいです。

【結論】猫を飼うのは大変です

しつこいようですが、猫を飼うのは楽ではありません。

犬と比べても楽ではありません。


「生き物なんだから楽なわけがない」というのもありますが、猫の場合は猫特有の性質が関係してると考えられます。


というのも、猫は本来単独行動の狩猟動物なので、人間や犬とは少し違うからです。


集団行動に馴染みのない猫と暮らすからには、私たちはそのことを理解し、工夫しないと成り立たないというわけですね。

「猫は楽」と言われる3つの理由と誤解

ではなぜ、世間一般では「猫は楽」と言われてるのかについて解説します。

①散歩しなくていいから

なんと言っても1番の理由はやはり「散歩しなくていいから」でしょう。


犬と違い猫には散歩が必要ないので、その点においては確かに猫の方が楽。

ただ、その分お家の中で本気の「狩り遊び」をしなきゃいけないし、運動不足にならないように工夫もしなきゃいけません。


家か外かの差はありますが、猫には猫の運動が欠かせないのです。


まいまい
まいまい

私のような引きこもり気質の人にとっては楽と言えますね。


②お留守番が出来るから

「犬は人につき、猫は家につく」と言われてるように、猫は飼い主がいなくても好き勝手に過ごし、飼い主の帰りを待つことも基本的にはありません。


とはいえ、最近では室内飼いが多いからかべったりな猫ちゃんも結構いるんですよ。


うちのそよちゃんはそうでもないですが、日によっては後追いや出待ちしてる時もあるので「猫は放っておいても大丈夫」なんてことはありません。

③昔は放し飼いだったから

放し飼いが主流だった昔は、外猫が勝手に人の家を出入りし、いつの間にか住み着いて飼い猫になるというパターンが多かったのだそう。

なので「飼い主」と言っても自由な猫に寝床と食べ物を与えるだけで、後は猫の好きにさせていたため手がかからなかったんですよ。


ですが今は室内飼いが推奨されてるように猫の飼い方が変わったわけですから、当然その分お世話の量は増えます。


年配の方が言う「猫の飼い方」は昔の話で、今は今の時代に追いついた「猫の暮らし方」があり、それは決して楽なものでは無いということです。


まいまい
まいまい

猫好きさんは「猫を飼う」ではなく「猫と暮らす」って言います。


猫を飼う前に知って欲しい!私が大変だと思った7つのこと

それでは、実際に私が猫との暮らしで大変だと感じたことを、我が家の愛猫そよちゃんの例も含め紹介していきたいと思います。

①猫のしつけは想像以上に難しい!毎日の工夫が必須

猫には服従性がなくしつけが出来ないので、叱ってもまじで無駄です。


登ると危ない場所、噛むと危ないもの、触られて困るものなどは全て、工夫する以外に対策はありません。


実際うちのそよちゃんは、ヘアゴムやアイテープ(目を二重にする魔法のテープ)が大好きなおませさんで、すぐにどこからか見つけ出しては手の届かない隙間へ放り込みます。

しかも私にバレると逃げるので、理由はわからないけどダメなんだということはわかってるんですよね。


それでも「やりたいからやる」のが猫。

猫 しつけ できない
カバンの中から器用に取り出したヘアゴムを没収された逆ギレのイカ耳。


解決策は「しつけ」ではなく「工夫」の一択です。

②動物病院で大騒ぎ?通院がストレスになることも

猫にもよりますが、基本的には「猫は病院を異常に嫌がる」と思っておいた方がいいでしょう。


「異常」とは、

  • 病院へ連れていかれるとわかると手の届かない場所に逃げる
  • 捕まえようとすると鋭い爪で引っ掻かれる
  • 捕まえても暴れ倒して逃げる
  • 終始威嚇、攻撃される
  • 帰宅しても暫く心をとざす

といった、本当に異常なくらいの拒否。


だからと言って何か異変があった時に連れていかないわけにもいかないし、出来る対策としては何とか誤魔化しながら連れていくしかありません。

動物病院に行くことがこんなにハードルが高いとは思いませんでした。

猫 キャリーバッグ 嫌い
これ出した時点で終わり。


まいまい
まいまい

無理矢理連れて行った日は心を閉ざされるし、最悪数日嫌われるからその覚悟も必要です。


③一筋縄じゃ行かない爪切りや歯磨き

室内飼いの猫には、以下の3つのお手入れが必要です。

  • 爪切り
  • ブラッシング
  • 歯磨き


どれも室内飼いの猫には欠かせないお手入れなんですが、やろうとしただけで逃げるし、爪切りやブラシを持って近づくと攻撃されるのでもはや戦い。


以前私はこのお手入れの際に顔面を引っかかれ流血し、「失明するかもしれない」という人生初の恐怖体験を味わいました。


なので暴れたらやめるようにしていると、全部の爪を切りを終える頃には新しくまた伸びてます。


まいまい
まいまい

病院の次に大変です。でもやらないといけないから定期的に戦ってます。


④トイレ掃除とトイレチェックは日課

猫は綺麗好きなので、トイレが汚れていると我慢してしまい病気を引き起こす可能性があります。

なので猫トイレの数は頭数プラス1が基本で、最低でも月に1回はトイレの丸洗いもしないといけません。


マメで掃除好きな方ならいいですが、私のようにやる気スイッチが行方不明になるタイプだと結構大変かと思います。

猫 トイレ掃除 大変
気に入らないとわざわざもう一個の方へ用を足しに行く猫。


また、異変がないか毎日おしっこやうんちのチェックも必須。

もう慣れましたが、ウンチを間近で見る時に漂うニオイはとんでもないですよ。

⑤猫好きの勲章「引っかき傷」が耐えない

猫を飼うと引っかき傷が耐えません。


しかも攻撃の時に限らず、遊ぶ時や甘えてくる時にも爪を立てられることがあるので避けようがないのです。


苦手な人もいるかと思うので画像は載せませんが、腕や足、肩、あらゆる場所に猫から受けた引っかき傷が残ってるので、リスカもしくはDVと誤解されたことがあります。

まいまい
まいまい

猫の飼い主にとっては“勲章”です。


⑥抜け毛が粉雪のように舞う

猫の種類にもよりますが、猫は基本的に抜け毛がすごく悩まされている飼い主さんも多いです。

特に換毛期なんかは抱っこしたり撫でたりした時に粉雪のように部屋の中を舞ってますからね。


勿論解決策はいくつかありますが、それでもやっぱり気になる人はもしかしたらストレスとなるかも知れないですね。

⑦猫を好きになりすぎてしんどくなる

「しんどくなる」に関しては人それぞれ、色々ありますが、何と言っても一番しんどいのが病気やお別れですね。

好きすぎて、愛猫が痛い思いや苦しい思いをしてることに耐えられなくなったり、先に死んでしまう事を考えて怖くなったりしてしまいます。

飼う前から覚悟したつもりでも、いざ何年も暮らすと思ってた以上にずっと可愛くて大好きになりますから。


ネガティブな事を考えない時でもたまに、「好きすぎてしんどい」という気持ちになります。

まいまい
まいまい

愛猫好きすぎてしんどくなる人なんているのかな?と思って調べた所、知恵袋やブログ記事で結構いました。


猫を飼う上で難しかったことアンケート調査と結果(ねこちゃんホンポ)

ここまでは私の個人的な意見でしたが、せっかくなので世間の声も聴いてみましょう。

『ねこちゃんホンポ』アンケート調査


株式会社ピーネストジャパンが運営する『ねこちゃんホンポ』は、猫を飼う上で一番難しかったことに関してアンケートを実施。

調査概要
  • 調査内容:猫を飼う上で一番難しかったことアンケート
  • 調査方法:インターネット調査
  • 対象者:全国の猫と暮らす男女300名(10代~60代)
  • 調査期間:2021年3月18日~4月15日


結果は以下の通りです。

詳細はコチラ

「猫を飼う上で一番難しかったこと」

「難しかった事」とその「理由」

1位「体のケア」

体のケアの中でも爪切りがダントツで1位でした。

切る場所さえ間違わなければ痛くないはずなんですが、猫は体を拘束されることや脚に触れられること自体をそもそも嫌がりますから、その上での爪切りとなると暴れて当然かも知れません。


2位「猫との接し方」

56人中31人の方が、「初めての猫で知識がなかった」と回答しています。

この結果から、猫を飼う上でいかに知識が重要かがわかりますね。


3位「しつけ」

2位と同じく「知識がなかった」という意見や「噛みグセがなおらない」など、しつけが出来ない猫への対応が難しいと感じたようです。


4位「その他」

病気の対応や先住猫との相性などが「その他」の理由として挙げられていたので、猫に関してはどうしたらいいのかよく分からないことが多いということですね。


5位「食事のお世話」

4割以上の人が「好き嫌いが激しい」と回答。
猫は気まぐれだったりこだわりが強かったりで、「昨日まで食べてたフードを急に食べなくなった」という話はよく聞きます。



他にも少数ではありますが、

  • 部屋やトイレの掃除
  • 抜け毛問題
  • ペット保険の手続き

などが難しいと感じた方もいるみたいです。



以上のことからも、猫を飼う大変さをわかってもらえるかと思います。

とはいえ、大変さ以上の嬉しいこと、幸せなことがあるので、これから猫を迎え入れようか迷っている方はぜひ、以下の記事も参考にしてみてください。

それでも私は猫のいない人生なんて考えられない

ここまで猫を飼う大変さばかりを紹介しましたが、それ以上に猫の存在は私の心を癒し、ちょっと大げさと思うかも知れませんが、生きる喜びを与えてくれています。

それほど猫は私にとって大切な存在。

だからこそ、迎える前に知って欲しい、覚悟して欲しい、準備して欲しい、そして責任を持ってほしい。
そんな思いであえて、この記事では“楽ではない現実”を書きましたが、それもこれも何も知らずに飼って想像と違って、捨てるなんて事にだけはなって欲しくないという一心です。

まいまい
まいまい

以下の記事も、覚悟を決めて欲しいがゆえです。

【まとめ】猫との暮らしは大変だけどそれ以上の幸せがある

  • しつけが出来なくて大変
  • 病院行く時暴れて大変
  • お手入れする時逃げられて大変
  • 猫トイレの清潔を保つの大変
  • 体中引っ掻き傷が残って大変
  • 色々ボロボロにされて大変
  • 猫沼大変


猫との暮らしには大変です、「楽」なんてことはありません。
ただ、それでも私は猫と暮らせて幸せです。

もう本当に、毎日猫に感謝してるくらい。笑


ただ、楽だと思って猫を迎え入れてしまうと、人によっては大変さを受け入れられない場合もありますからね。


「いやいや、猫って大変だよってことを伝えておきたかったんです。


これから猫を迎え入れようと考えている方には是非、手のかかる猫を溺愛し、最高の猫ライフを送っていただきたいなと思います。

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