猫を飼うと後悔するのか?猫を飼う15のデメリット【猫歴5年目の本音】

げぼくの務め
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「猫 飼う」で検索すると、候補に「猫を飼うんじゃなかった」、「猫 飼う 後悔」、「猫 飼う デメリット」などが出てきます。

今やSNSを支配し、SNS界のドンとも言える猫ですが、中には実際に飼ってみて大変だと後悔する人もいるのが現実。

生き物なんだから大変なのは当たり前なんですけど、「ここまで大変とは思わなかった」のでしょうね。


というわけで今回は、猫と暮らして5年目になる私が思う「猫を飼うデメリット」を紹介します。

SNSの猫たちに誘惑され「猫飼いたい!!!」と思ってる方は是非、この記事を最後まで読んでみてください。


きっと考えが変わることでしょう。

私が思う猫を飼う15のデメリット

①とにかく痛い

知ってます??

猫って人間踏むんですよ。

他に通り道なんていくらでもあるのにわざわざくつろいでる所を踏んで通りますし、キャットタワーにかけ上がる時もなぜか踏み台にします。


しかも猫って朝方やうんちの時にハイになって爆走するので、物凄い勢いでお腹を踏まれて起こされることもしばしば。


また、猫には「ふみふみ」という子猫が母猫に甘える時に見せる仕草があるのですが、世界中の偉い人達がこぞって「猫のふみふみは愛情表現」なんて研究結果を発表してるんですよ。

更には飼い主を踏む行為も、そもそも心を許してるからこその飼い主に対する「信頼」だそうで。


つまり猫に踏まれることは光栄であると。


「そうか…偉い人達がそういうなら痛くても耐えるしかないか…。」


こうして猫の飼い主たちは痛いのに幸せをかみしめてしまうという、ドMとなっていきます。

さっきも猫の横を歩いてただけなのに猫パンチされましたし、今寝転んで記事書いてますが足を狩られていた所です。

痛い。
(幸せ・・・)

②傷だらけになる

猫飼い同士だと「あ、この人猫飼ってるな」とわかるくらい、猫を飼うと手や肩に傷ができます。

なぜなら、引っかかれるからです。


子猫の時なんか私の足を木のように登ってましたし、今はおもちゃで遊んでいる私の手をホールドして高速蹴りをかましてきますから。

引っかかれてる瞬間になかなか撮れないので例えるならこんな感じ。棒が私の腕ね。


しかも厄介なことに、飼い主はそれをやめさせないんですよね。

猫を飼うとペットをしつける(叱咤する)という概念がなくなりますから、逃げて避けるか、されるがままかのらどちらかになります。

③トイレに行けない

知ってます??

猫って人間の上で寝るんですよ。


隣じゃなくて上。

かわいいでしょ??


ただ、こちらは寝るつもりもなくちょっとくつろいでる時でも上に乗って寝るので、トイレ済ませてない時もあるというか。

むしろトイレ済ませてない時に限って乗ってくるというか。

猫って、飼い主が自分を退かさないことをわかった上でこういうことしてくるんです。


今はみなさん、なんで退かさないの?と疑問かと思いますが、猫を飼うとそんなのは愚問。


なんで退かさないのか・・・??

次いつ乗ってもらえるかもわからないからですよ。

退かす飼い主に対する裏技

④テレビに集中できない

猫って一日のほとんどを寝て過ごすと言われてますが、なぜか、週一楽しみにしてるアニメやドラマを観てる時に限って起きてます。

そして邪魔しにきます。


邪魔の仕方は、セリフが入ってこないくらい「あおーーー(もはや雄叫び)」と鳴き続けたり、テレビ画面の前に座ってこちらを見たりと様々。

集中してる真横(半径1m以内)で無言の圧をかけてくる時もあります。

「エルヴィンどうなると思う??」


で、そうすると飼い主というのはつい猫の相手しちゃうんですよね。

だって意識って可愛い方に向くじゃないですか。


この世で1番可愛い愛猫に意識が向くのは当然で、回避できないのが本当に困ってます。

「なぁーエルヴィンどうなると思う!?」

⑤プレステ壊される

飼い主でさえ床同然の扱いをする猫からすれば、PlayStationなんてホットカーペットみたいなもんで、

こうして暖をとります。


ただ、そっと乗ってじっとしてくれるならまだいいですが、飛び乗ったり踏み台にしたり、毛繕いしたりで散々ですからね。


さすがにやめさせないの?と不思議がられますが、気に入ってるんなら仕方ないじゃないですか。

「やめて」と言ってやめないから困ってるんですよ。

⑥寝たい時に寝れない

いよいよ中年女性の仲間入りしたにも関わらず、一日10時間は寝たい私にとって寝たい時に寝れないは結構辛いです。

「おい、寝てんな。」

しかも起こされる理由が「メシ食うから撫でとけ」がほとんどですからね。


普通ならちょっとイラッとしてもおかしくないですし、そもそも無視して寝ればいい話ですが、起きて撫でながら猫に求められてる喜びを堪能してる自分がいます。

まいまい
まいまい

猫によって色んな「起きて欲しい理由」があるのよ。

⑦貢いでしまう

猫を飼う前、大体毎月どれくらいお金がかかるのかを調べたんですが、今となってはその金額の倍以上かかってますね、余裕で。

最初は爪とぎとかおもちゃとかキャットタワーとかある程度買い揃えて、使えなくなったら買い換えるつもりだったんですけどね。

猫って本当に気まぐれというかこだわりが強いというか、買ったものを気に入らないことがほとんど。


そうすると不思議なもので、気に入ってくれるものを探し求めてどんどん買っちゃうんですよ。

で、気に入ってくれたら気に入ってくれたでめちゃくちゃ嬉しくて、また気に入ってくれるかも知れないと期待して買っちゃう。


とにかく買っちゃうんです。


↓1日しか乗らなかった猫用のコタツとか、

「なんやこれ。」


↓使い方間違えてるキャッチミーイフユーキャンとか、

「なんこれ。」


お家の中は使ってもらえない物で溢れます。

⑧物を捨てれない

私はどちらかというと断捨離が好きなんですが、猫のおもちゃや首輪、猫ハウスなど猫のあらゆるものが捨てれなくなりました。

全然使わないものも「いつか使ってくれるかも知れないし…」と思うと捨てれないし、逆に使いすぎてボロボロになるとそれはもうかけがえのない思い出なので。

捨てれません。


しかも実際、本当にいつか使ってくれることがありますからね。

半年くらい放置してたのに最近また愛用し始めたソファ



この爪とぎベッド↓なんて購入してから5年ですよ、一切使わなかったのに急に毎日使うようになりましたから。


物すら愛おしくなって捨てれなくなっちゃいます。

⑨付き合いが悪くなる

猫って自分時間を好きに過ごすので、成猫になると犬ほどかまってあげなくても平気だそうです。

大体寝てますから。

なのに一刻も早く家に帰りたい自分がいます。


成猫とはいえ留守中に何が起きるかわからないという心配もありますが、とにかく会いたくなるんですよね、愛猫に。

なのでいつでも会える人との食事や飲み会は基本断りますし、「ノリで朝まで」なんかも激減しました。


猫に会いたくなるから遠くにも出かけられないし、猫が心配だから旅行にも行けないだなんてデメリットでしかないですよね。

猫本人は帰宅しても全然嬉しそうじゃない


まあ私の場合そもそもインドア派ですし、人付き合いも深く極めて狭くがいいタイプなので全く問題ないんですけどね。

⑩いい匂いに出来ない

猫の飼い主さんでも知らない人結構いるみたいなんですが、猫って「香り」が苦手なんです。

香水は勿論、芳香剤や消臭剤(香り付き)、柔軟剤もダメです。
体調崩します。

アロマなんて毒ですからね。


なのでいい匂いのヘアオイルやボディクリームは使えず、無香料のベビーオイルかワセリンのみ。


外出する直前に香水付けたりはしますが、帰宅したらすぐに洗い流し、服は脱ぎ捨て、猫の毛だらけのスウェットを纏い過ごしてます。

年頃の娘でも部屋着はこうなる。


別に女子力皆無のぐうたらなわけじゃないのに、そう見られてしまうのが辛いところ。

女子にとってはデメリットですよね。

⑪居場所がなくなる

広いおうちならまだしも、我が家のような一般庶民のシングルマザー家庭だととてもじゃないけど猫部屋なんて作れません。

それでも何とか猫が快適に過ごせるようにと、キャットタワーや爪とぎ、猫ハウスを沢山買って置いた結果、私(人間)のくつろぎスペースがなくなりました。


猫用コタツとか猫用電気カーペットとかも買いましたが、なぜか人間用の方を占拠してきます。


どっちが主かわかりません。

⑫変態になる

猫っていざ飼ってみると、想像してたよりも遥かにとんでもなく可愛いんですよ。

で、「可愛い」とか「かっこいい」と思う気持ちって、限界突破すると「尊い」に進化するんですよね。推しがいる人ならわかると思いますが。


つまり、愛猫=推しのようなもので、抜け毛一つとっても尊いわけです。


だから猫の飼い主は毛を集めますし、服に毛がつくことにも不快感はゼロ。

一応エチケットとして外出前はコロコロしますが、許されるなら纏って行きたいというのが本音です。


また、尊い猫を崇拝するがゆえに猫に見下されることにも快感を覚えます。

それが当たり前となると普通に猫の下僕エピソードを話してしまい、周りの人から変態と思われるので本当に気をつけなきゃいけません。


カメラロールだってすごいことになりますよ。


相当麻痺してることに気付かないでいると、どんどんエスカレートし気持ち悪い変態になっちゃいます。

⑬いつの間にか言いなりになってる

「猫の下僕」とはよく言ったもんで、猫を飼うと本当にそうなりますし、そうなれない人は猫と暮らせないとすら思います。

何故なら、猫ってそういう生き物だからです。


猫は人間を「主」ではなく「狩りができないでかい猫」と思ってますし、そもそも猫と人間が仲良くなったきっかけは利害関係の一致でしたから。


上下関係や仲間意識というものがないんですよ。


好きか嫌いか、ただそれだけです。


だからこそ信頼が大切で、私たち飼い主は猫の信頼にこたえるよう努めた結果、言いなりになってしまうというわけ。

猫の言いなりになるというデメリットを受け入れられないことには、猫は飼えません。


それと、猫を飼っていない方のためにわかりやすく「飼う」という表現にしてますが、猫を飼って以来実際に「猫を飼っている」なんて思ったことないですからね。

基本「猫と暮らしている」という感覚ですし、本音では「猫が一緒に暮らしてくれている」、「猫に住んでいただいてる」と思ってます。

そしてこういう所が、⑫でお伝えしたキモイ変態思考です。

⑭気持ち「猫化」する

あくまで傾向の話になりますが、猫の飼い主には以下のような特徴があります。

  • インドア派
  • 自分の世界を持っている
  • 人付き合いが苦手

猫を飼ってからそうなるのか元々そうだったのかはわかりませんが、猫の飼い主は猫を尊び猫を敬い、猫に憧れを抱くようになるので少なからず影響はされてしまうのではないかと。

で、そうなる(猫化する)と何が困るって、社会不適合者寄りの思考になっちゃうんですよね。

「他人に合わせる」とか「嫌なことを我慢する」とか、そういうことがどうでもよくなってきますから。

猫が外出を阻止するので約束も守れません。


ただ、昔と違って今は個性や自由が尊重される時代なので、本格的に猫の時代が到来したんじゃないかとワクワクしてます。

⑮1人で生きていけなくなる

誰だって1人では生きていけないのですが、そういう感覚とはまた別次元というか・・・とにかくもうこの先、猫のいない人生が考えられなくなるんですよ。

膝の上に乗る主

これは猫に限らずなんですけどね。

どんなペットの飼い主さんにとっても、高確率でペットの方が先に天国へ逝ってしまうことは最大のデメリットでしょう。


ただ猫の場合、飼い主自ら下僕と名乗るほど生活の全てが「猫のため」であり「猫中心」なわけですよ。


自分を犠牲にしてでも猫に合わせて生きてるわけですから。


その、自分の生活の軸とも言える猫がいなくなるだなんて、自分の存在意義が分からなくなってしまうような気がして本当に怖いです。

考えたくもないです。


だけど覚悟はしなきゃいけないし、いつか訪れる別れを受け入れるからこそ、全力で愛し、大切に出来るとも言えます。


「一人で生きて行けなくなる」というデメリットをメリットにさえ変えられれば、その他のデメリットなんて大したことじゃないかも知れませんね。

【まとめ】猫を飼うということは猫に支配されるということ

結局何が言いたかったのかというと、こんな可愛い生き物に支配される人生になるけどいけますか?ってことです。

可愛すぎるせいで猫の言いなりになって振り回されますし、いいようにも使われますし、何されても許してしまうし・・・。

今日だって朝方4時に物凄い大きな声で鳴いて起こしてきたのに、起きた私を見てすぐ別の部屋に行って寝ましたからね。


今一度考え直してください。

私は猫が好きですし、本音では全人類に猫と暮らして欲しいと思っています。

ですが、猫を飼って後悔し、猫を大切に出来なくなる人を・・・不幸な猫を減らしたいんですよ。

一旦飼われたのに愛情を注いでもらえず、捨てられたり殺処分されたり、そんな悲しいことはもう起きて欲しくないので。


要するに“「可愛い」の奴隷になれないならやめとけ”ってことです。

この記事をよんで「それでも飼いたいねん!!」と思った方は次なるステップへどうぞ。


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