【キャットフードの切り替え】変えるべきタイミングと変える時の注意点

げぼくの務め
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キャットフードってコロコロ変えない方がいいの?変える時は何に気をつけたらいい??


今回は、こんな疑問にお答えします。

この記事を読んでわかること
  • キャットフードを変える必要性
  • キャットフードを変えるべきタイミング
  • キャットフードを変える時に気を付けること



猫と暮らしていると、「猫って毎日同じもの食べて飽きないのかな?」と気になりますよね。


ですが基本的に、キャットフードを頻繁に変えるのはよくありません。

なぜなら、フードの切り替えは猫の体に負担がかかるからです。


他にも、キャットフードの頻繁な変更には以下3つのデメリットがあります。

  • 体調不良の原因がわからない
  • フードの効果がわからない
  • 選り好みしてしまう


なので出来るだけ、変える必要がある場合にのみ行うのがいいでしょう。

キャットフードを変えるべき5つのタイミング

それでは、キャットフードを変える必要がある適切なタイミングについて紹介していきます。

①体調不良を起こした時

何かしらの病気や体調不良になった時、原因によってはキャットフードの変更で治まることがあります。

また、キャットフードには以下の症状に対策して作られたものもたくさんありますから、調が続く場合はフードを見直すといいでしょう。

体調不良の例
  • 軟便もしくは下痢
  • 便秘
  • 軽度の猫風邪
  • アレルギーなど
まいまい
まいまい

ちなみにそよちゃんは猫風邪キャリアで、重症化と再発予防の為にフードを変えたら良くなったよ。

②健康状態が気になる時

体調が悪いわけではないけど愛猫の健康が気になる・・・そんな場合も、キャットフードを変えるタイミングの1つでもあります。

気になること
  • 毛艶が悪い
  • 少食気味
  • 肥満気味
  • 毛玉対策
  • 避妊・去勢後


猫の体を作るのはキャットフードですからね。

もし今現在、安いフードを与えていて不安に思うのであれば、十分見直すタイミングではあるでしょう。

まいまい
まいまい

大事なのはその子栄養バランスだよ。

③フードやメーカーに問題があった時

異物混入や健康被害の報告など、フードやメーカーさんに問題があった場合も変更する必要があります。

というかそもそも問題が起きた時点で今後も続けるのは不安ですし、リコールで購入出来なくなることもありますからね。


ただ、ペットフードの異物混入は意外と多く、信頼できるメーカーさんでもこればかりはわかりません。

万が一の時のために、ロットナンバーが記載されてるフードだと安心でしょう。

④食いつきが悪くなった時

猫は嗜好性が高く飽き性で、食欲のムラも多いです。

だからと言って食べなくなるたびに変えていてはキリがないので、ある程度はしばらく様子を見た方がいいでしょう。


ただ、私の経験上ですがやはり猫にも好みがあって、ムラや飽きがありつつも食べるフードと食べないフードはあります。


いくら栄養たっぷりでも食べてくれないと意味がありませんから、この場合食いつきがよくそれなりに栄養バランスもいいフードに変える必要があります。

⑤療法食が必要な時

こちらに関しては、変えるべきというか変えなきゃいけないタイミングになります。

療法食とは

特定の病気や症状の進行を抑えたり、けいげん・改善させたりするためのフードのこと。


療法食が必要な病気
  • 下部尿路疾患
  • 腎臓病
  • 糖尿病 など

治療目的として必要な食事の為、必ず獣医さんの指示に従ってください。

キャットフードを変える時の3つの注意点

では次に、フードを変える時に気をつけるべきことについて解説していきます。

①新しいフードは慎重に選ぶ

キャットフードの変更は、猫にとって多少なりともストレスや負担がかかるものです。

神経質な猫さんだと警戒することもありますから、何かしらの理由があって変える時は目的と条件を満たしたものを慎重に選んでおきましょう。

まいまい
まいまい

新しく変えたものの、あとあと良くないと知ってまたすぐ変えるなんてことにならないよう、気を付けてね。

②切り替えはちょっとずつ

キャットフードの切り替えは、今までのフードと新しいフードを混ぜながら1週間〜10日かけて徐々に行ってください。

一気に変えてしまうとお腹に負担がかかり、下痢や嘔吐を引き起こしてしまいます。

フード切り替えの目安
今までのフード新しいフード
1日目90%10%
2日目80%20%
3日目70%30%
4日目60%40%
5日目50%50%
6日目40%60%
7日目30%70%
8日目20%80%
9日目10%90%
10日目0%100%


以前食べていたフードに戻す際も同様、切り替えには最低でも1週間はかけましょう。

まいまい
まいまい

このことを知らなかった私は、一気に替えてそよちゃんに下痢と嘔吐をさせてしまいました。

③3ヶ月は様子を見る

当たり前ですが、数日食べたからと言って目に見えて効果があらわれるわけではなく、犬や猫の血液が入れ替わるのには3ヶ月かかると言われています。

うんちに関しては直接的なものですから、割と早く効果を得られるかもしれませんが、毛並みや毛艶などでも1ヶ月程かかります。


なので早い段階で効果がないからと判断するのではなく、3ヶ月くらいは様子を見ましょう。

【まとめ】キャットフードを変える時は必要なタイミングで適切なものを

  • キャットフードは頻繁に変えるものではない
  • キャットフードを変えるべきタイミング
    • 病気や体調不良が続く時
    • 健康状態が気になる時
    • フードやメーカーに問題が起きた時
    • フードをなかなか気に入ってくれない時
    • 療法食が必要になった時
  • キャットフードの切り替えで気をつけること
    • 新しいフード選びは慎重に
    • 切り替えは10日かけて少しづつ
    • 効果がなくても3ヶ月は様子を見る



私たち人間と違って、猫の食事はデリケート。

なるべく体に負担がかからないよう、キャットフードを変える時は慎重に行ってくださいね。

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