【超重要】遊ばない猫を夢中にさせる遊び方を伝授【ストレス解消法】

げぼくの務め
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うちの猫あんまり遊ばないんだけど・・・これってダメなの?


今回は、こんな疑問におこたえします。

この記事を読んでわかること
  • 猫が遊ばない理由
  • 猫を夢中にさせる遊び方とコツ
  • 猫との遊びにおすすめのグッズ


猫じゃらしを買っても流行りのおもちゃを買っても、猫が遊んでくれないとさみしいですよね。

運動不足も心配ですし、何より猫は遊ばないとストレスが発散できないので、健康面にもよくありません。


というわけで今回は、猫の運動不足&ストレス解消にもなって、飼い主さんも楽しめる猫との正しい遊び方について紹介します。

猫が遊ばない3つの理由

よく「うちの子は遊ぶの好きじゃない」とか「子猫の時みたいに遊ばなくなった」と聞きますが、決して遊びたくないわけではありません。

というのも、猫にとって遊ぶことは「狩り」であり、本能だからです。

まいまい
まいまい

猫は野生時代の本能が強く残ってるんだよ。

年齢や性格によって頻度は確かに変わりますが、遊ばないとなると何かしらの原因があると考えられます。

①遊び方が気に入らない

どうやら猫には“狩猟本能を刺激する動き”というものがあるそうです。

そしてそれは、その猫が好む獲物の動きそのもの。


なので、

  • 目の前で振り子のようにおもちゃをゆらゆらさせる
  • 何かしながら片手間で遊んでいる
  • レーザーポインターや自動のおもちゃで遊んでいる

といった遊び方では当然、反応なんてしてくれません。

どんな動きにも飛びつく好奇心旺盛な子猫時代と違って、成猫に子供だましは通用しないという事ですね。

「コンニャロ!コンチクショ!」

②遊びたい気分じゃない

猫はマイペースな生き物なので、飼い主さんが暇だからと言って遊びに誘っても、気分が乗らない事には動きません。

ではいつが猫にとってベストなのかというと、

  • 朝起きた時
  • 留守番の後
  • 飼い主が寝る頃

など、猫のエネルギーが溜まったタイミング。


私たちと同じで猫だって、食後や眠い時は遊びたい気分にはならないんです。

③体調が良くない

おもちゃに全然反応しない場合は、どこか体調が悪い可能性もあります。

猫はしんどい時や痛いことも隠す傾向にあるので、いつもと違う様子なら必ず動物病院に連れて行く、もしくは相談してあげてくださいね。

転嫁行動とは

イライラした気持ちをモノや人にぶつける行動のこと。悪化すると飼い主さんや同居猫にも被害が及んでしまうので、早めに原因を取り除く必要がある。

遊ばない猫を夢中にさせるまでの手順

「がおーーー」

遊ばない猫を夢中にさせるには、まず私たち飼い主が「猫が満足する“狩り”」についてしっかり学んだうえで再現することです。

①猫にとっての「遊び」は「狩り」ということを理解する

恐らく、多くの飼い主さんは猫にとっての遊びを誤解しているかと思います。

猫はハンターです。
そしておもちゃは獲物です。

モンスターハンターをしたことがある方ならわかると思いますが要は、それなんです。


私たちが生きるために働き、仕事に充実感を求めるように、猫も狩りをして満足感を得たいわけですよ。

猫の日々の行動は全て、狩りを行う為と言っても過言ではないくらい、狩猟動物の本能に従って動いていることをまずは理解してあげましょう。

狩猟本能による行動
  • 寝る
    狩りに備えた体力の温存
  • 爪を研ぐ
    狩りをする準備、武器の手入れ
  • 家の中をウロウロする
    縄張りのパトロール

②猫のハンターリズムを把握する

野性の猫は1日を以下のように過ごします。

  • 縄張りのパトロール
  • 縄張りのマーキング
  • 決まった場所での日光浴、睡眠
  • 20~30回の狩り


そして、みなさんのおうちの可愛い猫さんの中にも、うちの可愛いそよちゃんの中にも、上記した習性は残っているのです。

つまり「狩りをし、獲物を捕らえて食べた後、毛づくろいをして寝る」という猫のハンターリズムを知れば、

  • 猫が遊びたいタイミング
  • 遊びに満足したかどうか

も知ることが出来、夢中にさせるコツも見えてきます。

③猫の「狩り方」について学ぶ

遊ばない猫を夢中にさせる上で最も大事なのが、「猫本来の狩りを知ること」です。


まず、猫の狩りには大きく分けて3つの方法があります。

タイプ別狩り方法
  • 忍び寄って襲いかかる
  • 物陰に潜んで待ち伏せ
  • 獲物が飛び出してくるのを待つ


そして、狩りが始まり成功するまでの流れは以下の通り。

基本的な「狩り」の流れ

狙う→追いかける→捕まえる→仕留める


苦手じゃなければ、「猫の狩り」で検索してYouTubeなどで実際に観てみてください。

④愛猫の好みを追求する

猫にも性格や好みの違いがありますから、夢中で遊ばせるには、

  • どんな獲物が好きか?
  • どれくらい時間をかけるのか?
  • どの狩り方法が得意なのか?

を探り追求することが大事。


なのでまずは、基本の狩りの流れに沿ってどのタイミングで狩猟本能が刺激されるか、色んなおもちゃを用意し動かしながら、探ってみてください。

  • ネズミなどの地面を這う獲物が好きなのか?
  • 鳥など空を飛ぶ獲物が好きなのか?
  • 素早く動く獲物に反応するのか?
  • ゆっくり動く獲物を仕留めたがるのか?

⑤狩りスイッチを入れるには獲物になりきること

以下の「獲物になりきる方法」で、猫の狩猟本能を刺激し、狩りスイッチを入れれば狩りモードへと突入します。

狩りスイッチを入れるには
  1. 愛猫が好きな獲物と同じ動きをおもちゃで再現
  2. おもちゃは一定ではなくランダムに動かす
  3. 猫がじっと集中し始めたら、動いたり止まったりしながら襲ってくるのを待つ
  • 突然動かすんじゃなくかすかな動きで様子を見る
  • 急降下や急発進で反応なければもう一度かすかな動きで様子を見る
まいまい
まいまい

なかなかスイッチが入らない猫さんはレーザーポインターを試してみるといいかも。

そよ姫
そよ姫

反応しちゃうね。捕まえられへんから腹立つけど反応しちゃう。

⑥狩りを完結させる

狩りモードに突入したら、あとは猫を満足させるだけです。

狩りモードとは

獲物を観察しながら狩りの態勢に入り、腰を振り襲い始めた状態。


ハンターとなった猫を満足させるには「仕留める」までをしっかり演出しないといけないので、引き続き以下の動きで獲物を再現してください。

狩りモードを継続させるには
  1. 猫が跳びかかって来たら逃げて追わせる
  2. 再び「狩りスイッチ」の手順で襲って来るのを待つ
  3. 仕留められた後は死んだふりをして待つ
  4. 猫が確かめに来たらゆっくり逃げる
  5. 1~4の間で捕まったり逃げたりを繰り返す


狩りスイッチが入り、狩りモードが数分続けば猫が遊びに夢中になっている証拠。

そして猫がおもちゃをくわえながら移動する、もしくはおもちゃを手放した時点で、私たち飼い主の役目は終わりです。

まいまい
まいまい

うちのそよちゃんは遊んで満足したらごはんを食べに行くよ。

猫が遊びたくなるおもちゃとは

一緒に遊ぶ手持ちタイプがベスト

猫に満足してもらう為には本物の「狩り」を再現しないといけませんから、おもちゃは一緒に遊ぶタイプのものがいいです。

それに、狩り遊びは一緒に出掛けることがない猫との唯一のコミュニケーションとも言えますから、飼い主さんがしっかりと獲物を演出してあげてください。

おもちゃを飲み込んで詰まらせる事故が多いので、遊ばない時は必ずどこかに隠すようにしてくださいね!

電動タイプのおもちゃは良くないのか?

最初は反応するかも知れませんが、ハンターである猫にとっては退屈かも知れません。

ただ、ランダムに動くものや飛び出してくるタイプのものなど、猫を飽きさせないように作られてるおもちゃもあるので、忙しい時の代用にはいいと思います。

「・・・。」

遊ばない猫・・・実は「かくれんぼ派」かも

猫の狩りは「待つ、潜む、隠れる」といった手法なので、かくれんぼが得意で好きな猫さんも多いんですよ。

猫が夢中になるかくれんぼのやり方

猫がかくれんぼをしたい時は以下のような行動が見られます。

かくれんぼのお誘い
  • 見える場所で隠れだす
  • 隠れてる場所からこっちを伺う
  • 「にゃー」と呼んでおいていなくなる
猫とかくれんぼ


そしてかくれんぼをする時は、たとえどこに隠れているかわかっていても探すふりをしてあげてくださいね。

まいまい
まいまい

「あれー?どこー?」って言いながら探してあげてね。

他にも、

  • 驚いてあげる
  • 飼い主さんが隠れる
  • 時には仕留められる

などして、隠れるのが得意な猫の本能を満たしてあげましょう。

飼い主さんが猫さんを驚かせるのはNGです。

まいまい
まいまい

うちの場合かくれんぼからテンション上がって鬼ごっこになる事が多いよ。

そよ姫
そよ姫

捕まったら負け。だが私が捕まることはない。不敗である

愛猫とのかくれんぼが楽しめるグッズ3選

かくれんぼや鬼ごっこだけじゃなく、おもちゃで遊ぶ時にも使えるのでオススメです。

出しっぱなしにする場合、留守中の誤飲事故を避けるためにも装飾品は取り除くようにしてください。

【まとめ】遊ばない猫を夢中にさせることが出来たら猫も飼い主もハッピー

猫と遊ぶ

おうちの中には獲物がいないので、私たち飼い主が“獲物”を演出しない事には猫は「狩り」が出来ません。

そして「狩り」が出来ないと猫は、本能が満たされずフラストレーションがたまり、“夜鳴き、粗相、噛む、破壊する”などの問題行動を起こしちゃいます。


つまり、猫の飼い主として「猫と遊ぶこと」は超重要任務なんです。


「うちの猫は遊ばない」は誤解で、病気や体調不良じゃない限りは「猫に遊んでもらえていない」が正解。

猫を理解しコツさえ掴めば夢中になってくれるはずですから、今日からでも地道に試してみてくださいね。

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