【猫のトイレ問題】ネコファーストな私が猫人気ワースト1位のシステムトイレを使い続ける理由

げぼくの務め
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
まいまい
まいまい

こんにちは。心配性のまいまいです。


今回は、私がシステムトイレを使い続ける理由についてお話します。

この記事を読んでわかること
  • 猫による猫砂好感度実験結果
    (システムトイレはワースト1位)
  • それでもシステムトイレを使い続ける理由
  • 固まるタイプの砂の不安要素



「そよ姫」という可愛すぎる生き物と出会い、猫ファーストな暮らしを始めてもうすぐ6年。

どうすればそよちゃんが快適に過ごせるかを日々追及している私ですが、「猫トイレ」に関してはデータに基づいて決めることが出来ずにいます。


というのも、システムトイレは猫ファーストではないと言われているにもかかわらず、私としてはそよちゃんの安全性を重視した結果、システムトイレを使うことになったからです。


その理由については他の猫の飼い主さんにも知っておいて欲しい所があったので、最後まで読んでもらえると幸いです。

データで見るシステムトイレの不人気度

理由の前にまず、猫目線によるシステムトイレに関するデータについて紹介します。


「猫先生」こと服部先生曰く、実はトイレが気に入っていない猫さんは結構多くて、私たち飼い主はその不満サインを見落としている可能性があるそうです。

猫専門医・服部幸先生に学ぶ「理想の猫トイレ」


更に、「保護猫カフェ・ネコリパブリック」の猫さんたちの協力のもと、猫はどんな砂を好むのかを試したところ、以下のような結果となりました。

  • 1位 鉱物系(19回)
  • 2位 木系(11回)
  • 3位 紙系(5回)
  • 4位 おから系(4回)
  • 5位 固まらない砂(2回)


つまり、システムトイレに使われる固まらない猫砂(チップ)はワースト1位となり、猫から不人気ということが実験で明らかとなっているのです。


まいまい
まいまい

システムトイレを使っている飼い主さんにとってこの結果は衝撃よね。

そよ姫
そよ姫

2回て。人気なさすぎやん。


システムトイレに変更したきっかけ

それでも私がシステムトイレにこだわる理由・・・というかそもそも私がシステムトイレを使い始めたのは、そよ姫の血尿見過ごし事件があったからです。

血尿で病院へ行かされて怒ってるそよ姫


そよ姫を迎え入れた当初は、普通の猫トイレに固まるタイプの砂を入れて使っていました。


しかし当時無知だった私は、固まった砂をよく見もせず捨てていたため血尿を見過ごしてしまったんです。


薄いピンク色が一部に混ざってるだけだったので、これは今後もすぐに気づける自信がないと思い、分かりやすいシステムトイレに変更。


システムトイレが猫にとって微妙であるということを知ったのはこの後で、本当に猫トイレに関しては悩みました。

それでもシステムトイレを使い続ける3つの理由

猫砂について色々と調べた結果、結局システムトイレを使い続けることになった理由が以下の3つです。

①誤食が心配

猫を飼っている先輩飼い主さんから、「固まるタイプの猫砂は口に入れると危険だよ」という話を聞き、誤食について調べてみました。


すると、異食症(食べ物以外を好んで口に入れてしまうこと)の猫がベントナイト中毒に犯されたという事例が報告されていることがわかりました。

ベントナイトとは

鉱物タイプの猫砂に使われている主成分のこと。


「異食症」という稀な例ではありますが、細かい砂だと指の間に挟まり、グルーミング時に誤飲する可能性もありえるんですよね。

そよちゃんには小さいゴミを食べる癖もあり、その点が心配だったからというのが1つ目の理由です。

②鉱物タイプの猫砂に対する不安

日本国内では、ベントナイト系猫砂の粉塵が原因とされる“人間の健康被害の症例”が報告されています。


この事に関してもう少し深く調べてみたところ、『げぼくの教科書』という獣医師さんが運営するサイトでも、人間の症例報告と共に「吸い込まないに越したことはない」という意見が書かれていました。

※『げぼくの教科書』では、「粉塵さえ気をつければ鉱物の方が猫にはいい」という結論も書かれてます。


猫に関する症例はないものの、ベントナイトの成分を考えると無害とは言えませんからね。


ほとんどの猫さんは問題なく使っているので滅多にないことではありますが、誤食含め不安要素が重なってしまい、私としてはシステムトイレの方が安心だという結論に至ったわけです。

③猫に負担なく採尿が出来る

システムトイレは猫に一切負担を与えずに尿検査が出来ます。


やり方は簡単で、トイレを洗ったあとにシートを付けず、猫砂が新しい状態でおしっこをしてもらうだけです。


おしっこが猫砂を通過することで濁らないのか疑問でしたが、獣医さんに聞いたところ「それで大丈夫ですよ」と言われたので問題ないみたいです。


実際、血尿事件後も定期的にこの方法で尿検査し、ストルバイト結晶が見つかったので痛い思いをさせる手前で療法食で治すことが出来ました。


セルフチェック出来る検尿シートもシステムトイレだと簡単なので、そういった面では猫に優しいトイレだと言えるでしょう。


まいまい
まいまい

自動で健康管理してくれる次世代猫トイレもシステムトイレなんだよ。

システムトイレをやめるべきタイミング

とはいえ、猫の不満サインが見られる場合はトイレの見直しを検討しなきゃいけません。

猫のトイレ不満サイン
  • トイレに入るのをためらう
  • トイレのふちやへり、空中をかく
  • トイレのへりに足をかけて排泄する
  • トイレからすぐ出る
  • トイレ以外の場所で排泄する


やはりトイレは毎日のことですから、いくらシステムトイレの方が安心でも、「不満」という猫のストレスを考えると快適さを優先すべきだと考えています。


まいまい
まいまい

システムトイレのストレスに関してはコチラ↓の記事で詳しく解説してるよ。

【まとめ】システムトイレだと安心で健康管理もできる

鉱物タイプの砂が猫人気ナンバーワンとはいえ、不安を残したままでは使えないというのが正直な気持ちです。


そして今回伝えたかったことは、調べない限りわからない「鉱物タイプの砂の不安要素」


化学物質に関して素人の私がとやかく言えることはないですが、「こんな可能性もあるよ」という情報として、知っておいて損はないと思い紹介させていただきました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました