マンションで愛猫と暮らしてます。
最近はペット可マンションも増えていて、「猫のための賃貸マンション」なんかもあるみたいですね。
それもこれも猫様の凄さが浸透してきているからこそなのですが、普通のマンションで猫と暮らす場合、戸建てよりも気を付けなきゃいけないこともあります。
というわけでこの記事では、猫とマンションで安全に快適に暮らすための方法を紹介します。
マンションで猫を飼うのは
狭いマンションはストレス??
極端に狭くない限り、「狭さ」はストレスになりません。
というのも、猫にとって必要なのは「広さ」ではなく「環境」なので、
- 自由に移動が出来る
- くつろげるスペースがある
- 隠れるスペースがある
なら、問題はないですよ。
床に物が多い、足の踏み場もない・・・となると自由に走ったり遊んだりも出来ないのでストレスになりますが、そういった極端な狭さじゃない限り大丈夫です。
鳴き声は近所迷惑??
マンションの作りや猫の種類、猫の状態にもよるので一概には言えませんが、基本的に猫の鳴き声はそんなに大きくはないです。
うちは鉄筋コンクリートのマンションで、たまにそよちゃんめちゃくちゃ鳴くけど、お隣さんや下の階には全く聞こえてないらしい。
ただ、
- 鳴き声が大きい、よく鳴く
- 活発でよく走り回る
- 大きい猫種
な場合、近隣トラブルを避けるためにも防音対策をしておいた方がいいですね。
「うるさい」って猫を叱るなんてことは意味がないからダメです。
逆に猫にとって外の騒音がストレスになりますから、防音カーテンはお勧めです。
多頭飼いは出来ない??
ペット可物件でも多頭飼いはNGな場合もあるので、まずは確認をとってからになりますが・・・正直マンションでの多頭飼いはオススメしません。
なぜなら、
- 猫は縄張り意識が強いから個々のスペースが必要
- 食事場所やトイレスペースを分けなきゃいけない
- 隔離が難しい
からです。
猫の性格によっては他の猫と同じ空間がストレスになる場合もありますから、どうしても多頭飼いになる場合はそこそこ広いマンションを選んだ方がいいでしょう。
猫トイレの数は「頭数+1」が基本なんで、2匹でもトイレ4つ置かなきゃいけないんですよ。
マンションで猫を飼う時の注意点
①ベランダからの脱走・落下
マンションの場合、脱走や落下には十分に気を付けなければいけません。
どれだけ飼い主さんにベッタリでも外に出たがるのが猫ですからね。
外の世界は危険ですし、特にベランダからの落下は大怪我してしまう恐れもあるので、開放する窓は全て対策しておいた方がいいです。
網戸も破いたり外したりしちゃうから要注意!!!
ちなみにですが、私は以下の記事を参考に100均商品で自作しました。
網目があると登ってしまう子もいるので、キッチンや玄関には専用のペットゲートがおすすめです。
②部屋の温度調整
戸建てに比べてマンションは気密性の高い物件が多いので、真夏は注意が必要。
猫って暑いの平気なんじゃないの??
そう思うかも知れませんが、実は寒い方が苦手なだけで暑さに強いというわけではないんです。
特にワンルームなどの狭いマンションだと部屋全体の温度が一気にあがってしまうので、お留守番の時は必ずエアコンを付けて室温調整をしてあげましょうね。
うちはワンルームじゃないけど真夏と真冬はエアコンフル稼働だよ。
マンションで猫と快適に暮らす5つのコツ
実は猫にとって大事なのは「広さ」ではなく「縄張り作り」なので、狭いマンションでも少し工夫すれば十分に快適に過ごせます。
①猫が安心できるスペースを作る
要は「落ち着ける場所」ですね。
玄関から遠いリビングの一角に、ベッドやトイレ、爪とぎを置き猫が安心できる場所を作ってあげましょう。
コンパクトサイズのケージを使うのもオススメ。
②家具やキャットウォークを使って動線を作る
お家の中は猫にとっての縄張りとなるので、安心できる場所から移動できる動線を作りが大事。
猫は高い所を移動するのが好きなので、出来れば床ではなく壁面を移動できるキャットウォークが理想ですが、難しいなら棚やキャットタワーを並べるだけでも簡単に作れます。
省スペースだし収納もできるから飼い主さんも快適よね。
③運動不足やストレスの解消にキャットタワーを置く
猫の運動不足やストレスの解消は、走り回るよりも上下運動が効果的。
なので猫との暮らしにキャットタワーは欠かせません。
ちなみに我が家は1部屋に1つ置いてるよ。
「狭いワンルームだから場合置き場所に困る・・・」といった場合は、スリムな突っ張りタイプやコンパクトサイズがオススメ。
私も使ってるよ、駆け登るよ。
④色んなタイプの爪とぎを置く
いくら「ペット可物件」とはいえ、壁や家具がボロボロになるのは極力避けたいでしょうから、猫ちゃん好みの爪とぎがたくさんあると安心。
猫の爪とぎは本能的なものでやめさせるべきではないですから、色んなタイプの爪とぎを試してみてください。
ちなみにですが、削りカスの掃除や買い換えの手間を省きたいのであれば「カリカリーナ」がオススメ。
マンション暮らしで多頭飼いじゃないなら尚更オススメ。
うちのそよちゃんも愛用してますが2年は使えますよ。
⑤窓際にくつろげるスペースを作る
猫にとって窓から見える景色は、私たちにとってのテレビのようなものです。
鳥や虫を観察して狩りの要素をを楽しむことが出来るので、窓際に猫がくつろげる場所を作ってあげましょう。
そよちゃんも窓の外に夢中になってるもんね。
鳥さん見るの楽しい。
狩りのシミュレーションの他にも、
- 日向ぼっこ
- 縄張りの警備
- 気分転換
など、窓の景色は猫にとっての退屈しのぎやストレスの発散に最適。
狭いマンションでも猫が楽しめるよう、是非窓際に特等席を作ってあげてください。
※マンションだと窓が少なかったり自然の景色が見えないこともあるかと思うので、その場合「バーチャルアクアリウム」で代用するのもアリです。
【まとめ】対策と工夫さえすればマンションでも猫と快適に暮らせる!
- 脱走対策は必須
- 部屋の狭さは問題ではない
- 大事なのは環境作り
猫には野生時代の本能が強く残っていますから、たとえ広い戸建てでも人間中心の環境だとストレスとなります。
逆に言えば、狭いマンションでも猫の本能を満たす環境さえ作ってあげれば問題ないんですよね。
なので「狭いマンションで飼うのはかわいそうだから」という理由で躊躇してる優しい猫好きさんこそ、この記事を参考にお部屋を猫仕様にし、是非とも猫ちゃんを迎え入れてあげて欲しいなと思います。
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