マンションで愛猫と暮らしてます。
最近はペット可マンションも増えていて、「猫のための賃貸マンション」なんかもあるみたいですね。
それもこれも猫様の凄さが浸透してきているからこそなのですが、普通のマンションで猫と暮らす場合、戸建てよりも気を付けなきゃいけないこともあります。
というわけでこの記事では、猫とマンションで安全に快適に暮らすための方法を紹介します。
マンションで猫を飼う時の注意点
①ベランダからの脱走・落下
マンションの場合、脱走や落下には十分に気を付けなければいけません。
どれだけ飼い主さんにベッタリでも外に出たがるのが猫ですからね。
外の世界は危険ですし、特にベランダからの落下は大怪我してしまう恐れもあるので、開放する窓は全て対策しておいた方がいいです。
網戸も破いたり外したりしちゃうから要注意!!!
ちなみにですが、私は以下の記事を参考に100均商品で自作しました。
網目があると登ってしまう子もいるので、キッチンや玄関には専用のペットゲートがおすすめです。
②部屋の温度調整
戸建てに比べてマンションは気密性の高い物件が多いので、真夏は注意が必要。
猫って暑いの平気なんじゃないの??
そう思うかも知れませんが、実は寒い方が苦手なだけで暑さに強いというわけではないんです。
特にワンルームなどの狭いマンションだと部屋全体の温度が一気にあがってしまうので、お留守番の時は必ずエアコンを付けて室温調整をしてあげましょうね。
うちはワンルームじゃないけど真夏と真冬はエアコンフル稼働だよ。
マンションで猫と快適に暮らす5つのコツ
実は猫にとって大事なのは「広さ」ではなく「縄張り作り」なので、狭いマンションでも少し工夫すれば十分に快適に過ごせます。
①猫が安心できるスペースを作る
要は「落ち着ける場所」ですね。
玄関から遠いリビングの一角に、ベッドやトイレ、爪とぎを置き猫が安心できる場所を作ってあげましょう。
コンパクトサイズのケージを使うのもオススメ。
②家具やキャットウォークを使って動線を作る
お家の中は猫にとっての縄張りとなるので、安心できる場所から移動できる動線を作りが大事。
猫は高い所を移動するのが好きなので、出来れば床ではなく壁面を移動できるキャットウォークが理想ですが、難しいなら棚やキャットタワーを並べるだけでも簡単に作れます。
省スペースだし収納もできるから飼い主さんも快適よね。
③運動不足やストレスの解消にキャットタワーを置く
猫の運動不足やストレスの解消は、走り回るよりも上下運動が効果的。
なので猫との暮らしにキャットタワーは欠かせません。
ちなみに我が家は1部屋に1つ置いてるよ。
「狭いワンルームだから場合置き場所に困る・・・」といった場合は、スリムな突っ張りタイプやコンパクトサイズがオススメ。
私も使ってるよ、駆け登るよ。
④色んなタイプの爪とぎを置く
いくら「ペット可物件」とはいえ、壁や家具がボロボロになるのは極力避けたいでしょうから、猫ちゃん好みの爪とぎがたくさんあると安心。
猫の爪とぎは本能的なものでやめさせるべきではないですから、色んなタイプの爪とぎを試してみてください。
ちなみにですが、削りカスの掃除や買い換えの手間を省きたいのであれば「カリカリーナ」がオススメ。
マンション暮らしで多頭飼いじゃないなら尚更オススメ。
うちのそよちゃんも愛用してますが2年は使えますよ。
⑤窓際にくつろげるスペースを作る
猫にとって窓から見える景色は、私たちにとってのテレビのようなものです。
鳥や虫を観察して狩りの要素をを楽しむことが出来るので、窓際に猫がくつろげる場所を作ってあげましょう。
そよちゃんも窓の外に夢中になってるもんね。
鳥さん見るの楽しい。
狩りのシミュレーションの他にも、
- 日向ぼっこ
- 縄張りの警備
- 気分転換
など、窓の景色は猫にとっての退屈しのぎやストレスの発散に最適。
狭いマンションでも猫が楽しめるよう、是非窓際に特等席を作ってあげてください。
※マンションだと窓が少なかったり自然の景色が見えないこともあるかと思うので、その場合「バーチャルアクアリウム」で代用するのもアリです。
猫とのマンション暮らしQ&A
それでは最後に、マンション暮らしならではの疑問についてお答えしていきます。
Q.猫は狭くてもストレスにならないのか?
A.猫にとって重要なのは環境なので、広さはそんなに必要ありません。
ケージや個室に閉じ込めるのはストレスとなりますが、ある程度自由に移動が出来てくつろげるスペースがあれば問題ないです。
おもちゃで遊ぶ以外に追いかけっこやかくれんぼが好きな猫もいますが、動線さえつくってあげればワンルームでもうまく遊べますよ。
Q.防音対策はした方がいい??
A.必要最低限の対策はした方がいいでしょう。
ペット可物件とは言え、近隣トラブルを避けるためにも防音対策が必要な場合もあります。
- 鳴き声が大きい
- 活発でよく走り回る
- 大きい猫種
といった場合、お隣さんや下の階の人の迷惑にならないよう、防音カーテンやカーペットである程度は効果を得られます。
猫にとっても外の騒音はストレスになりますから、防音カーテンはオススメです。
【まとめ】対策と工夫さえすればマンションでも猫と快適に暮らせる!
- 脱走対策は必須
- 部屋の狭さは問題ではない
- 大事なのは環境作り
猫には野生時代の本能が強く残っていますから、たとえ広い戸建てでも人間中心の環境だとストレスとなります。
逆に言えば、狭いマンションでも猫の本能を満たす環境さえ作ってあげれば問題ないんですよね。
なので「狭いマンションで飼うのはかわいそうだから」という理由で躊躇してる優しい猫好きさんこそ、この記事を参考にお部屋を猫仕様にし、是非とも猫ちゃんを迎え入れてあげて欲しいなと思います。
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