気になっていた「Toletta」を遂に導入しました。
話題の猫用スマートトイレ「トレッタ(TolettaCats)」、評判はいいみたいだけど実際のところどうなんだろう？・・・と気になる方もいるかと思います。
というわけで今回は、ネコファーストな私がトレッタを選んだ理由や実際に使ってみた感想など、デメリット含め正直にレビューします。
2023年にトレッタデビューしました。
一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会で、2023年最も優れたサブスクサービスとして『toletta(トレッタ)』がグランプリに選ばれました。
私がトレッタ(TolettaCats)を購入しようと思った理由
我が家の愛猫そよちゃんは、子猫の時に膀胱炎、そして成猫になってからもストルバイト結晶が見つかり、療法食で治療した経験があります。
なので再発しないように色々と工夫してはいますが、それでもやっぱり心配で、「猫に負担なく健康管理が出来るものはないのか？」とを探してました。
そこで見つけたのが「Toletta」です。
トレッタは、専用アプリと連動するだけでおしっこやうんちの回数、量などが毎日記録されるので、小さな異変もわかりやすくて安心。
また、カメラ付きなので外出中もトイレの様子を見れるというところにも魅力を感じ、購入することにしました。
トレッタ(TolettaCats)を購入して設置するまで
正直最初は「トイレに9,980円か・・・」と貧乏な管理人は悩みましたが、キャンペーン中で割引もあったので思い切って購入。
返金保証も付いてるしな・・・。
正規品じゃないと色々問題が起きそうなので、トレッタ公式サイトから買いました。
注文した翌日に発送メールが届き、3日後に商品が到着。
中身を確認し、
- 破損や汚れがないか
- 付属品は揃っているか
問題なければあとはセッティングするだけです。
- トイレ本体
- トイレシート
- カメラユニット
- ＡＣアダプター・保護チューブ
- コード保護チューブ
保護チューブ付いてるからコード噛んじゃう猫さんでも安全に使えるよー。
あとは説明書通りに、
- セットアップ
- トレッタアプリのインストール
- 初期設定(WiFiの接続など)
をすれば完了。
説明書通りに進めてアプリの手順に従うだけだからめちゃくちゃ簡単でしたっ。
暗い時でも猫ちゃんの認識を正確にするため、ライトが常時ついています。
実際にトレッタ(tolettaCats)を使ってみた感想
正確には「実際にそよちゃんにトレッタを使っていただいた感想」ですね。
待つだけでいいのが嬉しい
猫の飼い主としては「愛猫に何かをさせること」が色んな意味で嫌なので、ただトレッタを使ってくれるまで待つだけでいいのは本当に嬉しいです。
ただし、新しいトイレに抵抗がある猫さんもいるので、トイレの移行は飼い主さんがしっかりとサポートしてあげてくださいね。
- 今までと同じ場所に置く
(慎重な猫さんの場合しばらく新旧並べて置く) - 猫砂を変える場合は今までの猫砂に近いサイズの粒にする
- 使っていた猫砂と新しい猫砂を混ぜる
(割合は徐々に増やしていく)
そよちゃんは普段ワイドトイレを使っているので、トレッタは「2つ目のトイレ」として置くことにしました。
猫トイレの数は基本、「頭数＋１」ですよー。
2つ目として使えば新しいトイレに慣れるまでの負担も少なくて済むのでオススメです。
いざ入室・・・トイレの様子と情報が一目瞭然
そよちゃんは興味津々な感じで、案外すんなり入ってくれました。
その記念すべき初トレッタ記録がコチラ。
入ってしばらくするとアプリに通知が届き、「体重・尿量・排尿回数・入室回数・前回からの経過時間」が確認できます。
おしっこしてないけど。
まぁまぁまぁ、様子見ですからね。
ちなみにですが、トイレ入ってからの様子がしっかり録画されてるので、例えば排尿が0回の場合でも
- ただ入っただけなのか？
- おしっこをしたいけど出なかったのか？
を知ることが出来るので、おしっこトラブルの症状もすぐにわかります。
まさに一目瞭然。
更に更に、多頭飼いでもアプリの初期設定時に顔と名前登録、その後顔認識による振り分け設定をするので、データがごちゃまぜにならないそうです。
特許取得のAIねこ顔認識技術で、「猫も飼い主も何もしなくていい」を実現してくれました。
猫と猫の飼い主が求めることは、「何もしなくていい」です。
一度使えば慣れてくれる
2、3回「ただ入るだけ」を繰り返しましたが、ようやくおしっこしてくれました。
まだ少し警戒しながらではありますが、少なくても１日１回使ってくれていて・・・
そして、0.1キロ太ってました。笑
実を言うと・・・2日間全くトレッタではおしっこをしなかったので、「これはもしかしたら使わないパターンなのか？」とお蔵入り覚悟だったんです。
が、1回でも使うと続けて使ってくれるようになりますし、「30日間の全額返金保証」が付いてるのでしばらくは無理に使わせず様子見で大丈夫。
何日か経てばそのうち慣れてくれるかと思います。
この時はちょっと眩しくてライトの上に光が広がらないようにしてたので、通常ならもっと明るくわかりやすいと思います。
猫さんによっては合う合わないもありますから、半月経っても使ってくれない場合は諦めた方がいいかも・・・ですね。
トレッタ(TolettaCats)のメリット・デメリット
では次に、トレッタのメリット・デメリットをまとめてみました。
トレッタを使うメリット
①負担を与えずに健康管理ができる
トレッタ最大のメリットは、愛猫に一切負担を与えずに毎日健康管理が出来るというところです。
尿量や滞在時間まで細かく記録されますから、便秘や膀胱炎などの兆候にもその日のうちに気付けて早めの対策ができるんですよね。
情報量がすごくて早期発見どころではないというわけ。
また、猫はおしっこの病気が多く1～2日で急変することだってありますから、変化を見逃さない事がとても大事。
とはいえ所詮は素人ですし、管理を徹底するのは難しいのでトレッタのデータが役に立つというわけです。
②たくさんの便利機能で安心
トレッタアプリには、24時間365日トイレ中を自動記録するだけでなく、飼い主さんに役立つ様々な便利機能もあります。
- 変化が一目でわかるグラフ表示
- 記録を基にした体調チェック
- 投薬や日々の記録が簡単に出来るメモ機能
- 猫の病気辞典
更には、獣医師さんと共同開発したAIが、トイレの記録をもとに良好かどうかのチェック結果やメッセージを届けてくれるという親切っぷり。
管理ついでに猫知識を刷り込んでくるあたり、トレッタさんの猫愛がひしひしと感じます。
③動物病院との提携
なんと。なんとなんと。
なんと。
トレッタではお家の猫さんのトイレデータをかかりつけ登録した動物病院にも共有することが出来ます。
たとえば猫さんに異変があった場合、トレッタから飼い主さんにアラートが通知されるのですが、同時に動物病院にもアラート通知が送られるのです。
データが共有されてるのでスムーズに診察を受けることが出来ますし、飼い主さんにとってもこれは安心。
かかりつけの動物病院がトレッタと提携していない場合でも、念のため他の近くの動物病院(夜間・休日診療を行っている病院など)を登録しておくといいですよ。
うちは中途半端な田舎だけど家の近くで提携病院が5件見つかったから、案外多いのかもね。
④愛猫のトイレを覗き見できる
誤解を恐れずに言いますが、猫好きさんって猫に対して変態じゃないですか。
抜け毛を集めたり、あらゆる部位のニオイを嗅いだり、お尻の臭さを愛おしく感じたり、ウンチさえ可愛いと思ったり・・・。
猫好きさんにはそういった、「猫の全てが可愛くてたまらない変態的愛情」があると思うんです。
とはいえ、「猫の邪魔は絶対にしない」が鉄則なために、トイレ中の姿は控えめに見ていた変態さんも多いでしょう。
信頼関係を壊さないための「鉄の掟」があるのだ。
それが、トレッタがあれば見れるわけですよ。
で、実際に観て(盗撮)思ったんですが思ってた以上に可愛いです。
いや、めちゃくちゃ可愛いです。
我が家ではお留守番カメラも使っていて覗き見はよくするのですが、トレッタのカメラアングルは最高。
(可愛いお尻も最高)
家族みんなでアプリ共有してるから、各々スマホ見ながら「かわいい～」が止まらなかったよ。
かわいいやろ。
トレッタのデメリット
私たち飼い主にとっても優しいトレッタですが、2つだけデメリットがあります。
①価格が高い
トレッタの価格は以下の通り。
| 一括購入プラン | 月額プラン | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 64,000円 | 9,980円 |
| 月額利用料 | なし | 1,480円 |
定期的に配布されるクーポンでお得に買える時もありますが、それでも一般的なシステムトイレと違って一括はバカ高いです。
性能を考えると高くて当然とはいえ、「そこまでしていらないかな・・・」と思うのも無理はありません。
だって６万４千円やからね。
ただ、再発率の高いおしっこトラブルの経験がある猫さんの場合、「結石が出来ちゃって手術しなきゃいけない」となるともっとお金はかかりますし、何よりも愛猫に与える負担は計り知れないです。
再発を繰り返して腎臓に負担をあたえてしまう可能性だってあります。
どんな病気もそうですが進行しちゃうと治療費はどんどん高額に！
こっちの麻酔と手術の負担もばかでかいからな。
ですが早期発見できれば大がかりな検査や治療もしなくて済みますし、猫さんの負担も最小限に抑えられますからね・・・そう考えると猫の体質によっては、価格以上の価値があると思います。
私の場合1,480円節約するとしたら・・・1回の外食かな。
でぶにならなくて済むからよかったね。
②ライトが眩しい
思っていたよりライトが明るいです。
他の愛用者さんからも「トレッタの付属ライトが眩しい」という意見が多いようで、公式Twitterでは対策を詳しく紹介してくれていました。
そのまま使う場合、個室だと夜中でも部屋全体が明るくなるからリビングがおすすめだお。
気になるトレッタ(TolettaCats)の口コミや評判
他の愛用者さんの口コミも気になるかと思うので、一部抜粋して紹介しますね。
良い口コミ
参考元：トレッタキャッツ公式サイト
- 体重が減っているのがすぐにわかったり、動画で便秘気味なのに気づいてフードをウェットにしたり、健康管理に役立っています。
- 購入前はカメラやライトが怖がらないか、トイレの移行ができるか不安でしたが、利用し始めるとすぐにトレッタに慣れてくれて不安は解消できました。
- 記録の写真や動画が可愛すぎるところがおすすめ！あと、体重やトイレ回数を把握できるので、獣医さんとの会話の際に助かりました。
- 初めて膀胱炎になった時も、トレッタのおかげで異変がすぐ分かり、その日のうちに病院に行くことができました。早く病院に行けたことで、今は完治し、その後も再発していません。
- 我が家は多頭飼育の為、今までは下痢や血尿などの特定が大変でした。トレッタは誰が下痢をしたのかも特定できるのでとても助かっています。
XやInstagramでも「トレッタのおかげで異変にすぐ気付けた」という意見が多かったよ。
悪い口コミ
比較的高評価が多いトレッタですが、中には合わなかったり計測出来ていなかったりといった意見もありました。
体の大きさ、排尿時の癖や今まで使ってたトイレのタイプなどによっては、合わない猫さんがいたり、置き場所(カーペットやラグの上など)によっても正確に計測できない場合があるそうです。
確かに体重計の役割だけで月額1,480円は高いと思っちゃうね。。
トレッタ(TolettaCats)を使う時の注意点
それでは最後に、正確に計測するためのトレッタを使う際の注意点について簡単にまとめておきます。
- 猫の体や本体が当たらない場所に置く
- ケージ内や段差の上、柔らかい床は避ける
- コードやコンセントがトイレ、センサープレートに当たらないようにする
以上3つのことに気を付けていてもデータが計測されない場合は、カスタマーセンターに問い合わせてみてください。
詳しくは公式サイトをチェックしてね。
【まとめ】愛猫の健康を考えてトレッタ(TolettaCats)を試してみよう
本来なら、これまで普通の猫トイレ(ノーマルタイプ)を問題なく使っていた猫さんにはシステムトイレをオススメしません。
というのも、猫にとってトイレ環境はおしっこの病気に直結することもあるので、むやみやたらとは勧められないのです。
ですがトレッタに関してはネコファーストな上に機能が優秀すぎて、今回実際使ってみた結果「ノーマルトイレを使ってる猫さんにも是非一度試して欲しい」と思いました。
小さな体調の変化にさえ気づければ、トレッタキャッツ代表取締役・堀さんの言う「目ざせ、ネコの寿命30歳」も夢ではありません。
私たち「猫の下僕」の猫愛で、猫の平均寿命を伸ばしてみせましょう。
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