「トレッタ」の性能や導入すべき理由について紹介するね。
トレッタを実際に使ってみた感想を知りたい方はコチラ↓↓↓
猫のスマートトイレ・トレッタ(TolettaCats)とは?
「トレッタ」とは、トイレ本体と専用アプリで健康管理が出来る最新のlot技術搭載『猫用スマートトイレ』のことです。
株式会社トレッタキャッツさんが、猫の寿命30歳を目指し開発されたそうです。
トレッタの仕組み
トレッタはシステムトイレと同じで、おしっこが砂を通してトレイに落ちる仕組みになっているのですが、その「トイレする」という一連の流れをデータとして記録してくれます。
そしてトレッタと連携した飼い主さんのスマホにその都度データが送信され、愛猫のトイレ事情を常時把握できるというシステム。
トイレ後5分くらいで通知が来るからねまじで。
また、トレッタでは正確な計測を実現するため、以下3つの機能が搭載されています。
- 1g単位で計測できる4つのセンサー(特許取得済み)
- 世界初のネコ顔認識カメラ
- 暗闇でも撮影できる常時点灯LEDライト
ライトがセンサーじゃなく常時点灯なのは猫ちゃんがびっくりしない為なんですって。猫愛溢れてますね。
トレッタ本体価格・月額利用料
これまでは初期費用+月額利用料がかかっていたのですが、2024年2月22日から、「一括購入プラン」が新しく追加されました。
月額プラン | 9,980円(初期費用) +1,480円(月額利用料) |
一括購入プラン | 64,000円 |
定期的に開催されるお得キャンペーンを見逃さないように、公式サイトからLINE登録しておくといいよ。
トレッタ(TolettaCats)は「猫の寿命30歳」を目指し開発されたスマートトイレ
トレッタは、「猫の寿命30歳」を目指す猫好きさん(社員さん)の猫愛から始まったそうです。
「トイレと寿命とどう関係あるの??」と思うかも知れませんが、実は猫に多いおしっこトラブルは猫の寿命を縮める大きな要因になっているんですよね。
【猫にとっておしっこの病気は大敵】
動物病院カルテデータを基にした死因分析によると、猫の死亡原因は泌尿器疾患(腎不全)が最も多く、疾患がなければ平均寿命が1.6歳延びると考えられています。
なので“猫の宿命”なんて言われている病気に勝つために、トレッタがどう役に立つのかを皆さんに知っておいて欲しいのです。
猫に多い「腎不全」について
腎不全とは「慢性腎臓病」のことで、腎臓の機能が何年もかけて少しずつ低下していくことで起こる病気です。
猫にとって発症率の高い病気で、高齢猫の約8割がかかっていると言われています。
なぜ猫は腎不全になりやすいのか
猫は元々砂漠の生き物で、積極的に水分をとろうとはしません。
そのため猫の体の仕組み上、膀胱炎や尿路結石になってしまうことが多く、一度かかると治っても再発しやすいと言われています。
そうして膀胱炎や尿路を繰り返していくうちに、腎臓に少しずつ負担がかかり、機能が低下していきます。
恐いのが、腎機能が低下してしまうと回復することはなく、高齢になるにつれて慢性腎不全や尿毒症を引き起こし死に至ることがほとんど。
つまり、現時点では腎不全に対する確実な治療法がないため、予防することが重要となるわけです。
腎不全を防ぐために出来ること
腎不全を防ぐにはとにかく、腎臓に負担を与えないこと・・・つまりおしっこトラブルを避けることです。
- 膀胱炎、尿道炎
- 結石症(ストルバイト・シュウ酸カルシウム)
おしっこトラブルは、「食事・水分補給・運動」の他に、デンタルケアや生活環境、トイレ環境など気を付けることで予防は出来ますが、気を付けているつもりでも予防しきれない時だって当然あります。
実際にケアが正しくできているかなんてわかりませんから。
そうなった時、どれだけ早く気付けるかが大事で、その鍵となるのがトイレです。
おしっこやうんちには猫の正直な健康状態が現れますから、毎日の量や回数、色でいち早く異変に気付き、兆候の時点で対策することが重要。
つまり、超早期発見と対策が出来るように開発されたのが、『トレッタ』です。
トレッタ(TolettaCats)の機能・特徴
それでは、機能や特徴など、トレッタで出来ることを詳しく紹介しますね。
①トイレデータ記録で愛猫の健康チェックが簡単に出来る
トレッタを使えば以下のトイレデータが自動記録されます。
こうして記録されたデータを数字で見れるので、
- いつもよりおしっこの量が少ない
- いつもよりおしっこの回数が多い
- トイレに入っている時間がいつもより長い
などがすぐにわかるんですね。
アナログじゃそんなコト常に把握できないからね。
しかも、1日のトイレ情報をまとめた結果が翌日アプリに届きますから、「小さな異変」も見逃しません。
トイレシートだけだと正確な量や回数がわかりにくいですが、トレッタだと一目瞭然。
飼い主さんは愛猫の様子などの簡単なチェックを入れるだけで、後はすべてアプリが管理してくれます。
②アプリ通知&録画で留守中も安心
猫がトイレに入り、計測が完了すると数分後に通知がきます。
そして入室から完全に退室するまでの間は録画されているので、猫の様子がわかりやすくて安心。
忙しい飼い主さんにとっても嬉しい機能となっています。
③猫プロフェッショナルとの提携で病気の兆候を見逃さない
トレッタでは、獣医師さんなど猫プロフェッショナルが、15000頭のデータとおうちの猫さんの記録をもとに
- 他の猫さんと比べてどうなのか?
- いつもと変わりないか?
を解析してくれます。
不安要素が見つかってもその都度対策を教えてもらえますから、「気づいた時には病状が進行してた」なんてことも避けられるわけです。
④ネコ顔認識技術搭載カメラで多頭飼いでもOK
トレッタにはAIによる顔認識機能が搭載されているため、多頭飼いでも1台で計測が可能ですし、頭数による追加料金も発生しません。
初めはアプリで振り分け設定を行う必要がありますが、その後は自動的に認識され各々のデータが記録されます。
⑤健康状態を簡単に記録できるカレンダー・メモ機能
トレッタアプリでは、おしっこやうんちの状態を記録したり、投薬や普段の様子を簡単にメモすることが出来ます。
普段の記録が残っていれば動物病院を受診する時に役立ちますし、トレッタと提携している動物病院ならアラート通知の共有も行えます。
トレッタ(TolettaCats)を購入する前の注意事項3つ
次に、トレッタを買ってから後悔しないよう、買う前の注意点についても確認しておいてください。
①日本国内のみ利用可能
トレッタが利用できるのは日本国内のみです。
海外では使えません。
②利用台数分の料金がかかる
トレッタは1台で複数猫のデータが管理できるため、頭数の追加による料金は発生しませんが台数分の利用料金はかかってしまいます。
多頭飼いの場合は「台数×利用料」で計算して導入を考えてみてください。
③全ての猫さんに合うわけではない
置き場所さえ気をつければ正確に計測されるはずですが、猫さんの大きさ、おしっこやうんちをする時の癖によっては計測されない場合もあります。
また、大きめの猫さんの場合はトレッタに限らず、一般的な猫トイレだと狭くてストレスになる可能性も。
トイレの不満は病気にも繋がるので、大きい猫さんは大きめのトイレに変えてあげてくださいね。
トレッタ(TolettaCats)を使う際に必要なモノ
トレッタは、購入するだけでいつでもどこでも使えるわけではありません。
Wi-Fi環境
猫さんの情報を取得するため、常にWi-Fi接続している必要があります。
トレッタ公式によるWi-Fi環境についての注意事項は以下の通りです。
- モバイルWi-Fi
- フリーWi-Fi
(セキュリティレベルが低いルーター)
速度が安定してるWi-Fi環境じゃないとせっかくのトレッタも意味なくなっちゃうからね。
トイレ用品3点セット
トレッタ本体とは別に用意するものは3つ。
- トイレスコップ
- トイレシート
- システムトイレ用の砂
どれも猫さんのいるご家庭にはあるものかと思いますが、砂に関しては使えるものと使えないものがあるので注意してください。
- 固まらない
- おしっこを吸収しない
- 撥水性がいい
- 固まるタイプ
- おしっこを吸収する
- デオトイレ 緑茶成分入り消臭サンド(紙製)
- デオトイレ 消臭抗菌サンド(鉱物製)
- ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ(木製)
私のオススメは『デオトイレ消臭抗菌サンド・鉱物タイプ』の小粒。猫さんは粒が大きいのはあまり好きじゃないそうです。
置き場所
トレッタ公式サイトでは、下記条件が満たされるスペースを確保して設置するよう記載されています。
引用元:TolettaCats公式サイト
- 本体のサイズ(幅43.6㎝×奥行56.1㎝×高さ30.3㎝)が設置できる広さ
- 床面が硬く、水平な場所 ※カーペットや敷物など不安定な場所でないこと
- 本体が壁などに当たらない場所
- ケージ外であること
- 太陽光やスポットライトの当たらない場所 ※動画、写真の撮影に影響が出るため
フードと同様、トイレの移行も慎重にね。
【まとめ】病院嫌いな猫だからこそトレッタを使って自宅でヘルスケアを
今回は、「トレッタがどう健康管理に役立つのか?」をお伝えしたくて、猫に多い病気のことやトレッタで出来る事について詳しく紹介させていただきました。
猫は体調不良がわかりにくく、症状が出る頃にはかなり進行しているそうです。
なので小さな異変に気付き、早い段階で対処してあげれるよう、是非一度試してみてください。
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