寒いのが苦手な猫のために、暖房を長時間つけっぱなしにしている飼い主さんも多いかと思います。
電気代が高騰する中、惜しまずエアコンをフル稼働しているのは愛猫家だけではないでしょうか。
そんな猫好きのみなさん、愛猫様の乾燥対策はしてますか？
実は私たち人間と同じように猫にも保湿は必要なんですよ。
いまどき保湿しないなんてナンセンスよね。
猫だって冬の乾燥には注意が必要
猫の祖先は砂漠で暮らしていたため、湿度の高い環境は苦手とされています。
なのでどちらかというと猫は乾燥に強い方だと思われがちですが、冬の暖房器具を使った部屋の場合は極端に湿度が低くなるので、猫にとっても健康によくありません。
温度はもちろん、湿度にも気をつけて猫ちゃんの元気を保ってあげましょう。
冬の乾燥が猫に与える3つの悪影響
①粘膜のダメージ
冬場の乾燥が目や鼻、のどなどの粘膜に影響するのは猫も同じです。
目が乾燥すると目やにが増え、悪化すると結膜炎になりますし、鼻や喉が乾燥すると鼻炎や口内炎、猫風邪の症状が出ることも。
また、今年の冬のように寒暖差が激しいと免疫力も更に低下しがちなので、なかなか治らず重症化することもあります。
②皮膚トラブル
お家の中が乾燥していると当然、猫の皮膚も乾燥するので、かゆくなったりフケがでやすくなったりします。
放っておくと引っかき傷から炎症を起こしたり、皮膚病になる恐れも。
乾燥したらかゆくなってかいちゃうから悪化する一方だよ。
また、乾燥すると猫に触れようとした時に静電気も起きやすいので、猫に痛い思いや怖い思いをさせる可能性もあります。
③脱水症状
寒くなると猫はこたつなど暖かい場所で過ごすことが増え、乾燥や発汗により体内から水分が奪われてしまいます。
しかも寒さのせいであまり動かなくなり、お水を飲む回数も減るため、冬はどうしても脱水しやすくなるのです。
脱水症状は血液に影響を与えるので、様々な病気を引き起こす危険性があります。
冬の乾燥を侮っちゃいけないんだよ。
しっかり対策するのよ。
猫の乾燥対策3選
それでは、簡単に出来る猫の乾燥対策を3つ紹介します。
①加湿器などで部屋の湿度を保つ
冬はエアコンなどでどうしても室内が乾燥してしまうので、加湿器で湿度を保つようにしてあげましょう。
ただ、猫のいるおうちでは加湿器選びも重要。
蒸気を舐めたり加湿器を倒したりと「猫の加湿器問題」に悩む方はコチラの記事を参考にしてみてください。
②猫用スキンケアで対策
実は猫にもスキンケア商品があるのをご存知でしょうか？
「猫の皮膚炎は来院理由1位」というほど多いので、色んなメーカーさんから猫用スキンケア商品が開発＆販売されてます。
お肌デリケートやねん。
「猫好き＆かわいい猫家具」で有名な猫専用ショップ『ネコセカイ』のオリジナルスキンケアウォーター。飲用水適合検査に適合してるため猫ちゃんが舐めても安心です。
ちなみにですが、うちのそよちゃんが愛用してるのは【MEDICAT（メディキャット）】。
「薬剤師×獣医師×医療大学」の連携体制で開発された猫のための商品なので、健康志向な飼い主さんはチェックしてみてください。
③しっかり水分補給できるように工夫する
猫は元々あまりお水を飲まないので、冬場も水分補給がしやすい環境を作ってあげましょう。
- 水飲み場を増やす
(食事場所やトイレの近くには置かない) - 自動給水器を置く
- ぬるま湯にする
他にも、水分量の多いウェットフードやおやつをあげるなど、とにかく飼い主さんの工夫が大事。
私は蛇口から流れるお水が好き。
ただ、おやつの場合は腎や膀胱によくない場合もありますから、「リン・塩分・マグネシウム」の含有量が少ないものを選んであげてくださいね。
パッケージに記載してる給与量よりちょっと少なめがいいよ！
私のように病気が心配であまりおやつをあげたくない派の人には、腎と膀胱ケアができる「neco-ri(ねこり)」がおすすめ。
詳しくは「ねこりレビュー記事」または【neco-ri公式サイト】をチェックしてみてください。
【まとめ】猫にとっても乾燥は大敵！保湿＆水分補給でしっかりとケアを
私たちも冬になると肌がかゆくなったり風邪をひきやすくなったりしますよね。
それと同じで、猫にとっても冬の寒さと乾燥はお肌や健康に影響しますし、猫の場合病院に連れていくのが大変なことが多いので予防が大事になってきます。
まずは飼い主さんの工夫次第で防げる病気があることを知っていただき、可愛い猫たちをしっかりとケアしてあげてくださいね。
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