「娘の部屋にもキャットタワーを置きたいけど、狭いから無理かな・・・」
そう思ってました。
でも、実際に使ってみてわかったのは、「大きさ」よりも「設計と安定感」が重要だという事。
今回ご紹介するのは、私が実際に購入して大満足だったキャットタワーのシリーズ「キャットタワースタジアム(LivHouse)」です。
残念ながら、私が購入した型番は現在販売終了してしまいましたが、同シリーズの他モデルも狭い部屋にぴったり&安全設計なので、安心しておすすめできます。

キャットタワースタジアムの特徴とおすすめポイント
①グラつかず割れにくい「安心設計」
キャットタワースタジアムの板材には、割れにくいMDF材が使われています。
細かい木製繊維を固めたもので、木製チップを固めた「パーティクルボード」よりも強度が高い。
キャットタワーは“板にネジを通して支柱を支える仕組み”になっているから、板が脆いと使っていくうちにグラつくんです。
特に猫はすごい勢いで駆け登るため、実際1年ほどでダメになったキャットタワーもあります。
また、キャットタワースタジアムは倒れないように土台を重くしているので、安定感が抜群。
支柱も、ねじ穴が深くて割れにくい“高耐久型”を使っているので安心です。

まじですごい勢いで駆け登る時もあるから安定感は超大事。
②猫にも人にもやさしい「安全素材」
キャットタワースタジアムは、キャットタワーの接着剤に使われるホルムアルデヒドの量を抑え、日本の安全基準をしっかりクリアしています。

これを証明する資料もちゃんとありますよ。
シックハウス症候群の原因物質のひとつとされることもあり、特に小さい子どもやペットのいる家庭では気になるポイント。
ホルムアルデヒドは、キャットタワーからする異臭の原因でもあるので、口コミでは「においがマシ」という意見も。
リブハウスさんはこの点にも配慮していて、「見た目と機能性だけじゃなく、安心して使えるものを」という姿勢がうかがえます。
③全ての支柱で爪とぎが出来る
キャットタワースタジアムは、全ての支柱に麻縄が巻かれており、どこでも爪とぎが可能。
猫の「ここで今爪とぎがしたい」欲求にピタッとこたえる仕様で、登るたび、休むたびに自然と爪がとげる動線になっています。
特定の限られた場所だけじゃなく、好きな場所で自由に研げることで、猫の満足度もアップ。
更には家具や壁への被害が減るという、飼い主にとっての「嬉しい」も叶えてくれます。
繊細でマイペースな猫の「気分」や「タイミング」に寄り添った、猫のためのデザインですね。
「キャットタワースタジアムmini」を実際に使ってみた感想
それでは、実際購入した感想を本音でレビューします。

組み立ては簡単やったよ。私一人で30分くらいだった気がする。
驚くほど省スペース設計
ベッドや棚などの家具をそれなりに置いている、6畳の娘の部屋に置いたのですが、思ってたより省スペースで置き場所に迷いませんでした。
ところどころ空いてるスペースの、どこにでも置ける感じ。
このサイズなら、一人暮らしや1LDKの部屋でも、家具のすき間や壁際にぴったりと収まります。
安定感がすごい
キャットタワースタジアムは、一番上まで4本支柱で傾かない設計になっています。
そこへさらに、どっしりとした重い土台。
うちの愛猫そよちゃん(4㎏)が猛ダッシュで駆け登っても、全然ぐらついていないです。
また、最初はハンモックが少し心配で調べたのですが、ワイヤーを太くして10㎏の子が乗っても曲がらないようにしているのだそう。
実際、そよちゃんはハンモックがかなり気に入ったようで定位置となっていますが、ご覧の通り、曲がっていません。

正直無臭とは言えないがツンとした匂いはない
ぶっちゃけ、初日は少し独特な匂いがしましたが、ツンとした匂いはなく次の日には気にならなくなりました。
私の鼻が麻痺してるかもしれないと思い帰宅した娘にも聞きましたが、「そんな気にならない」と言ってました。
気になる方はペット用消臭剤を使うといいですよ。
カンファペットなら安全性も高く、ついでにしっかり除菌も出来るのでおすすめです。

ファブリーズ感覚でカンファペット使ってます。
キャットタワースタジアムの3つのメリット
①高さがカスタムできる
キャットタワースタジアムの「Sクラスシリーズ」ではなんと、カスタムが出来ます。
たとえば人気の「Sクラス・ラバーウッド」の場合、支柱や板を外せば191㎝から131㎝に変更可能。
そもそも一段の高さが平均よりも低いので、カスタムすればキャットタワーに慣れていない子猫や高齢猫でも、安心して使えますよ。
猫の成長に合わせて買い換える必要がなく、置き場所に合わせてもカスタムできるのがありがたいですよね。
②コットン素材の爪とぎで削りカスが少ない
キャットタワースタジアムに付いてる爪とぎはコットン素材。
コットン素材には、
- 柔らかくてチクチクしない
- ほつれにくい
- ゴミが出ない
という嬉しいメリットがあり、実際そよちゃんは何年も使ってますが(結構研いでる)、ゴミもほぼなく、ほつれてもいないです。
③寿命が長い
安心・安全設計のおかげで、購入して5年経った今も現役です。

部屋の隅っこに置いているのもあるかも知れませんが、上の画像も猛ダッシュで駆け登り、降りてきて興奮して爪を研いでる瞬間です。
そんな日々が5年です、傾きもぐらつきもありません。
キャットタワースタジアムの2つのデメリット

私自身デメリットと感じるポイントが一つもなかったので、悪い口コミ評価を参考に紹介します。
猫がなかなか慣れない
一般的な置き型のキャットタワーとは少し構造がちがうので、少数ですが慣れない猫さんもいるみたいです。


好奇心旺盛な若いうちだとじゃんじゃん使ってくれると思いますが、シニア期以降の猫さんや、慎重な性格の子だと、ちょっと警戒するのかも知れませんね。
上り下りが少し難しい
足場面積が少ない部分があるため、
- 「下りる時に脚を踏み外してしまう」
- 「降りれなくて困っていた」
と言った意見もありました。

そよちゃんもたまに、勢いありすぎて登る時に「おっとっと」となっていますが、うちの場合は危ないこともなく全く問題はないです。

少数意見なので慣れれば問題なさそうだけど・・・苦手な猫ちゃんだとうまく使えない可能性はあるかもです。
私が購入したモデルについて(現在は販売終了)
我が家で使っているのは、以前販売されていた「キャットタワースタジアム・ミニ」です。
今は販売終了していますが、
- そよちゃんが毎日登って遊ぶ
- 安定感があって安心
- ゴミもでないしデザインも可愛い
という、「本当に買ってよかった」と思えるポイントばかり。
ミニはかなり省スペースですが、Sクラス含め、キャットタワースタジアムシリーズも、設計思考や安定感は同じです。
なので「キャットタワー買いたいけどどれにしようか迷ってる」という方には安心しておすすめできます。






どれを選べばいい??今買えるおすすめモデル
ねこぐらし7年目の私がオススメするのは、以下の二つです。
Sクラス・ファブリック(グレーorアイボリー)
ファブリック生地を採用したモデルで、
- 通気性抜群
- オールシーズン快適
- お手入れ簡単
という、猫にも飼い主にもうれしいポイントが。
起毛素材だと夏場は暑く、実際そよちゃんも、起毛は真夏はあまり使ってくれません。
また、Sクラスファブリックは板の裏面にも生地が付いていて、下から見える部分も綺麗。
上でくつろぐ愛猫のはみ出たモフ毛や、肉球、下を覗く顔を撮ることが多いと思うので(かわいすぎて)、裏生地があるのもおすすめポイントです。
Sクラス・ラバーウッド
嘔吐や粗相などで、ニオイや汚れが染みついてしまうのが心配・・・という方には、ラバーウッドモデルなら、
- 汚れをさっとひと拭き出来る
- 天然木がインテリアに馴染む
- クリアボウルベッドが付いている
という、特に飼い主さんに嬉しいポイントが。
もちろん、天然木は猫にとってもニオイが優しく、静電気が起きにくい、落ち着く素材などの嬉しい要素もたくさん。
特に猫は、ほんのりあたたかみを感じられる木の肌触りを好みます。
実際そよちゃんも、木製の家具の上ではよく、あお向けになって爆睡しています。
【まとめ】狭い部屋でも“猫の居場所”はつくれる
部屋が広くなくても、「猫のための居場所」はちゃんとつくれる。
そのことを教えてくれたのが、リブハウスのキャットタワーでした。
特に私は心配性なので、省スペースにいい突っ張りタイプはズレそうで不安だったんです。
でも、キャットタワースタジアムは省スペースだし、ぐらつかないし、素材も接着剤も安心。
「突っ張りしか無理か・・・」と諦めていた方も、ぜひ一度チェックしてみてほしいシリーズです。
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