愛しのそよ姫に急に警戒されるという悲しい事件が起きました。
今回は、そんな私の体験談から学んだことを紹介したいと思います。
先日、お風呂から出るとそよ姫が急に私に対して興奮し、近寄っても後ずさりするようになりました。
ベッドの下に隠れ、私が席を外した時だけ警戒しながら出てくるというまるで知らない人に対する態度のようで、とても悲しい思いをしたのです。
ショックで調べてみたところ、意外と同じような経験をされてる方も多く原因は様々。
というわけで、間違った対応をして猫にストレスを与えてしまってはいけないので、突然怯えるようになった猫への対処法として私なりにまとめてみました。
猫の様子がおかしい・・・怯えてる?
突然猫の態度が変わることはよくありますが(撫でてたら急に噛むとか)、
- 昨日までは膝の上に乗ってきたのに近付くと逃げてしまう・・・
- さっきまでいつも通りだったのに急によそよそしくなった・・・
など、警戒したり怯えたりする場合には何かしらの原因があります。
急に避けられて悲しくなる気持ちはめっちゃわかりますが、猫にとってはストレスとなり病気に繋がることも。
なので必ず原因を見つけ対処してあげましょう。
突然怯える猫|考えられる5つの原因
原因を探るポイントは以下の通りです。
- 飼い主さんがいつもと違う
知らないニオイが付いてる、大声を出した など - おうちの中がいつもと違う
模様替えや引っ越し、芳香剤 など - 家に家族以外の誰かがきた
- 近所がうるさい
工事や花火の音、その他騒音 - 留守中に何かが起きた
雷や地震 など
①飼い主さんのニオイがいつもと違う
猫は視力が弱いかわりに嗅覚や聴覚が非常に優れていて、飼い主さんのことは声やニオイで認識してると言われています。
なので飼い主さんがいつもと違うニオイだと戸惑うことがあるそうです。
私がそよ姫に避けられた原因はこの「いつもと違うニオイ」でした。
ママから高価な香りがすることなんてないから「お前誰や」ってなったよね。
②環境が変わってパニックになっている
猫にとっておうちの中は縄張りとなるので、模様替えをするとパニックになることがあります。
少しくらいなら大丈夫かもしれませんが、ガラッと変えてしまうといつもと違う状況に不安を感じることも。
なので警戒心が強くなり、そのストレスから飼い主さんに攻撃してしまうという事もあり得ます。
③飼い主さん不在中に怖い思いをした
飼い主さんの留守中に怖い出来事が起きたという可能性も考えられます。
例えば雷が鳴ったり、近くで花火が上がったり、地震なんかもそうですね。
特に猫は大きな音が苦手ですから、突然の慣れない騒音が恐怖体験となり、トラウマとなることも稀にあるそうです。
④知らない間に痛い(怖い)思いをさせた
心当たりが全くない場合は、寝てる時などに猫に怖い思いをさせてしまったのかも知れません。
今まで一緒に寝ていたのに、警戒して来てくれないとなればその可能性は高いでしょう
寝返りの時に踏んでしまったのか、寝相で蹴ってしまったのか・・・いずれにせよ、痛みが残っていることも考えられるので怪我がないか確認してあげてください。
⑤体のどこかを怪我している
前述したように、飼い主さんの知らない間にどこかに痛みを抱えてしまってる可能性もあります。
撫でた時や抱っこした時にいつもと違う鳴き声だったり、異常に嫌がったりする場合は、一度動物病院で診てもらった方がいいでしょう。
触られた時の痛みや不快感から猫は警戒してしまうからね。
猫が突然怯えるようになった時の対処法
対処法について紹介する前に、本当に病気やケガの心配はないか、以下チェックリストでしっかりと確認してください。
↳①へ
↳②へ
①病気や怪我の可能性がある場合
ハッキリとした症状が出てるわけではないけど、警戒してるだけでなく動きや体勢がいつもと違う場合は一度獣医さんに診てもらった方がいいです。
病院嫌いな猫さんなら一度電話で相談してみて、獣医さんから的確なアドバイスを貰ってください。
病気やケガに関してはプロに任せるのが一番だよ。
②身の回りの異変による場合
精神的なことが原因の場合、対処法は以下2つに分かれます。
1.飼い主さんの異変や環境の変化
周りの変化が原因の場合は、いつもと違う状況に戸惑い不安を感じてる状態ですから、飼い主さんがすべきことはいつも通りに接してあげること。
そして安心感を与え、自由にさせてあげることです。
ただ、近所の工事などによる騒音が続く場合はどうしようもないですから、窓に防音対策をするしかありません。
防音対策に関してはハッキリ言って、二重窓以外はほぼ効果がないですよ。
ちょっとお高いですが、色々試して結果無駄遣いになるよりは最初から買っておいた方が損はないです。
2.恐怖体験
飼い主さんの知らない間に怖い思いをさせてしまった場合も、とにかく安心感を与えることが大事です。
マイペースな猫に合わせながら、大好きなおやつをあげたりおもちゃで遊んだりして、不安やストレスが和らぐ工夫をしてあげましょう。
「おやつあんまりあげたくない派」の方にはコチラ↓のおやつがおすすめ。
【NG】怯える猫にやっちゃいけない2つのこと
では最後に、猫が怯えたり警戒したりした時の注意点について2つ紹介します。
①無理矢理スキンシップをとろうとする
猫の様子がおかしいと不安になる気持ちもわかりますが、「どうしたの?」とやたら気にかけたり構ったりするのは逆効果となる可能性が高いです。
猫はマイペースな生き物ですから、変にこちらから距離を詰めるのはかえってストレスとなりかねません。
「様子見」の際に強い視線を送らないよう注意してくださいね。
②原因を決めつけて放置する
「多分これだろうな」と勝手に原因を決めつけてしまうのは良くないです。
というのも、はっきりしないまま万が一ケガや病気だった場合、悪化してしまうと大変ですからね。
痛くて苦しい思いをするのは猫ですから、出来るだけ原因を突き詰めて正しい対処なり工夫なりをしてあげましょう。
【まとめ】猫が怯えるようになった原因を探り正しく対処する
- 猫が突然怯える理由
- 飼い主さんの異変
- 環境の変化
- 恐怖体験
- 病気やケガなどの不快感
- 怯える猫への接し方
- 必要以上にかまわない
- だからと言って放置しない
- 原因がわからない時は動物病院へ
愛する猫に警戒されて悲しいという私たちの辛さ以上に、警戒してる猫本人のストレスの方が大きいですから、出来るだけ早く原因を見つけて対処してあげましょうね。
4年間積み上げてきた私とそよちゃんの信頼関係が崩れたのかと思ってまじで怖かったよ。泣
いいニオイするママはもはやママじゃないの。
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