【猫の自動給水器3種比較】実際に使ってわかった選び方とおすすめポイント

猫の健康に欠かせない「お水」。

特に腎臓に負担がかかりやすい猫にとって、しっかりお水を飲んでもらうことは病気予防の第一歩です。

ただ、自動給水器って本当に種類が多いんですよね。

「どれがいいの？」
「うちの子がちゃんと飲んでくれるかな？」

と悩む飼い主さんも多いはず。

そこで今回は、私が実際に使っている

この3種類を比較してご紹介します。

前半では「選ぶときのチェックポイント」を整理し、後半では「比較表＋レビュー記事へのリンク」をまとめました。

「うちにはこれが合いそう！」と選ぶきっかけになれば嬉しいです。

自動給水器を選ぶときの6つのポイント

猫は水の清潔さにとても敏感。

水が少しでも濁っていたりニオイがしたりすると飲まなくなる子もいます。

だからこそ、フィルターの性能と掃除のしやすさは健康維持に直結するのですが、自動給水器の掃除ってめっちゃ大変なんですよね。特にモーター部分が。

なので「掃除がしやすいかどうか」は超重要ポイント。
しにくいと、サボったり雑になったりしてしがちなので、絶対条件です。

「ブーン」というモーター音が大きいと、怖がりな子は近づかないし、飲めたとしてもちょっとストレス。

それじゃ置いてる意味がありません。

静音性は、飲みたいときに安心して飲めるかどうかを左右します。

猫によって「流れる水が好き」「器にたまった水が好き」と好みが分かれます。

基本的に自動給水器は“流れる水”ですが、両方対応しているとより安心。
お水を飲む習慣がない猫さんの、飲水量を増やす工夫にもつながります。

ネコファーストのみで考えると見た目はどうでもいいんですが、やっぱり、出来れば、インテリアに合うに越したことはないですよね。

また、大きすぎると置き場所に困るし、小さすぎると補充が頻繁になって手間がかかります。

自動給水器は本体だけでなく、フィルター交換など毎月の維持費がかかります。

続けられないと意味がないので、「初期費用＋月いくらくらいか」をイメージして選ぶと失敗しません。

最近はアプリで飲水量を記録できるモデルも登場しています。

腎臓病予防や体調管理に役立つ一方、どうしても価格は上がるため必要かどうかを見極めるのが大切です。

下の表では、公式で確認できるスペックを分けてまとめています。

項目	プラスアクア	グラッシー	miruto Mona
容量	約2.0L	約1.5L	約2.5L
サイズ	19.4×19.4×16.0	23×23×14.5	22.8×17.7×13.9
フィルター性能	5層構造 (ヤシ殻活性炭・イオン交換樹脂・KDF・高密度マイクロ綿×2)	3種構造 (イオン交換樹脂・抗菌活性炭・不識布)	天然由来６種類の浄化成分配合 (シリカ・カルシウム・炭素・カリウム・マグネシウム・アルミナ)
静音性	約8.2㏈	静音モーター搭載	30㏈以下の静音ポンプ
機能性	LEDライト・運転モード切替	水位低下お知らせランプ・自動停止	モニタリング (飲水量・回数・掃除のリマインド) ※Wi-Fi環境必須
掃除のしやすさ	丸洗い可能食洗器対応	丸洗い可能	丸洗い可能
水の出方	流れる・たまる	流れる・たまる・零れ落ちる	流れる・たまる
電源	type-C/ACアダプター (噛みちぎり対策用コード付)	USBアダプター(別売)	ACアダプター
価格	7,678円	6,980円	買取：16,258円レンタル：1,480円/月 (初月のみ770円)
ランニングコスト	フィルター(約500～800円/月)	フィルター(約400～600円/月)	フィルター(約800～1000円)
保証期間	365日保証＆国内カスタマーサポート	1年以内	1年以内
おすすめタイプ	多頭飼いにも◎	初めての自動給水器に	健康管理をしたい人