「犬は飼い主に似る」。
これはよく言われるし、何となく納得してしまう人も多いんじゃないでしょうか?
でも猫は??
家の中で過ごすことが多く、SNSでも主役はあくまで猫。
飼い主が表にでない分、「似てる・似てない」を比較する機会があまりないんですよね。
でもある日ふと気づいたんです。
「うちの子、私たち家族全員に似てるよな」って。
というわけで今回は、「猫は飼い主に似るのか?」という疑問に向き合ってみました。
読み終わったとき、あなたもきっと私と同じ結論にたどり着くでしょう。

似るのは顔?性格?それとも雰囲気?

まず、「似る」ってなんなんでしょう。
- 顔が似てる
- 声が似てる
- 性格が似てる
- 行動が似てる
- 空気感が似てる
たとえばうちのそよちゃんは、顔が小さくて目が大きいのですが、これが私にも娘にもそっくりなんです。(私は危ういけど娘には本当に似てる)
しかも性格も、私・長女・次女の3人にそっくり。
悪いことだとわかっててやっちゃうところ、思い通りにならない時のうるささ、嫌なことには断固「NO」な姿勢、気に入らないと攻撃的になるなど。
一方で、言葉じゃなく行動にあらわれる優しさや、素直なところ、限られた人にしか心を開かない一途なところもまた、そっくり。
まあ、これって要は「猫の気質」なんですけど。
似てるんですよとにかく。
研究によると、飼い主の性格と猫の行動には相関があるらしい
実は、猫と飼い主の“似る”関係性について、科学的に調べた人たちがいます。
たとえば2020年、イギリスのノッティンガム・トレント大学などの研究によると、飼い主の性格が猫の行動や健康に影響を与えるという結果が出ました。
具体的には、
- 神経質な飼い主の猫は、ストレスを感じやすくなりがち
- 外向的で明るい飼い主の猫は、より活発でよく遊ぶ
- 親密で穏やかな飼い主の猫は、信頼関係を築きやすくなる
要するに、性格はある程度伝染するということ。
「見た目が似てる」とまでは言えないけど、暮らし方や空気感、信頼関係の築き方には、確実に“似てくる”傾向があるということです。
そもそも、似てるのは飼い主の方かも知れない説
ここでひとつ、逆転の発想をしましょう。
もしかしたら猫が飼い主に似るんじゃなくて、飼い主が猫に似てくるんじゃないでしょうか?
- 静かな時間が好きになった
- 無理に人間関係を頑張らなくなった
- 疲れた時はゆっくり休むようになった
- そうすると家にいる時間が増えた
- 猫を見ていると羨ましくなった
- 猫になりたいと思った
- なんだか最近猫に近づいてきた・・・
これ、わかる人いますよね。
そう、つまり猫から「自然体でいること」を学んでいるんです。
がっつり影響を受けて。
その結果、「うちの子私に似てる」と感じているだけで、実は逆なのかも知れません。
結論:似てるかどうかはともかく、猫って可愛い
「猫が飼い主に似る」って証明したくて、科学的根拠を調べたり観察したりしてみましたが、結論としては、「多分性格的にはちょっと似る・・・でも猫は可愛いから、正直どっちでもいい」です。
顔が似てるなら、それはもう奇跡のシンクロ。
性格が似てるなら、それは共同生活の賜物。
もし似ていなくても、それはそれで全然問題ない。
だって猫って唯一無二に可愛いのだから。
うちのそよちゃんも、確かに私たち家族の色んな部分を持ち合わせているように思います。
でもそのすべてが、「そよちゃんの個性」として存在しているだけで、私たちはむしろ「そよちゃんに似せてもらえて光栄」なのです。

あなたのおうちの猫さんはどうですか??
読んでくれているあなたの愛猫ちゃん、どうでしょう??
似ている部分はありますか?
もしくは全く似ていない所が最高だったりしますか??
よければコメントで教えてくださいね。
自分と似ているかどうか、じっとみているうちにたまらなく愛おしい気持ちが溢れると思います。
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