怪しいと誤解されてるカナガンのキャットフードについて紹介します
キャットフードランキング上位に常にランクインしている『カナガン』ですが、ネットでは「怪しい」、「信用できない」など、カナガンのステマ疑惑も浮上しています。
飼い主としては正しい情報を知り安全なキャットフードをあげたいだけなのに、情報が溢れているせいで何が本当かわからない・・・。
そんな方の為に、今回は私が実際に愛猫にあげているカナガンキャットフードについて、包み隠さず本音でレビューします。
※この記事で紹介する「カナガン」は「カナガンチキン」についてです。
嘘つかないと誓え。
そよちゃんに誓って嘘つきません。
【結論】カナガンキャットフードは怪しくない
「怪しい」と誤解される原因
カナガンが怪しいと言われる原因は、キャットフードランキングや口コミでの高評価による“ステマ疑惑”です。
そして実際のところ、「カナガン」の高評価にはステマも存在します。
というのも「カナガン」はネット販売のみであるため、インターネット上での代理販売が主になるからです。
代理販売として宣伝してる人がたくさんいるから、中にはステマが存在するのは仕方ないのよ。
ただここで誤解しないで欲しいのが、カナガン自体はステマではありません。
カナガンを輸入販売している『株式会社レティシアン』さんは、「良いフードだから広めたい」だけであって、原材料は全て開示してますし、ステマ行為も一切やってませんからね。
カナガンを紹介している一部の方の宣伝のやり方がステマだということです。
ステマが悪評に繋がる理由
カナガンのステマ疑惑による悪評の根源は、一部のアフィリエイトです。
実際、私がこのブログでカナガンキャットフードの記事を書き(本当に今書いてるけどw)、それを読んだ方が購入した場合、私には「成果報酬」というギャラが入ります。
宣伝しない事には売れませんし、広まりもしないですから、アイリエイト自体は何にも悪くないのですが・・・問題はその内容が真実かどうかということなんですよ。
簡単に言えば“紹介して売れると報酬が貰える仕組み”なので、嘘の情報を発信して宣伝し、儲けることも可能というわけ。
私みたいな弱小個人ブログではまず無理だけどね。
そして私のように「実際に食べさせて良かったという情報」と、「報酬目的の為の嘘の情報」が入り混ざって、前者である本音の高評価までもが嘘のように思われちゃうんですね。
これが結果的に「怪しい」や「ステマだらけ」などという悪評へと繋がってしまっているだけなので、良かったらこの先のガチレビューも読んでいただけると嬉しいです。
【検証】カナガンキャットフードの原材料と成分
「カナガンキャットフードは悪くない」を証明するために、使われている原材料と成分について詳しく紹介します。
原材料について
カナガンチキンの原材料は以下の通り。
(原材料の表記は多い順になっています)
乾燥チキン35.5%/チキン生肉25%/サツマイモ/ジャガイモ/チキンオイル4.2%/乾燥卵4%/チキングレイビー2.3%/サーモンオイル1.2%/アルファルファ/クランベリー/マンナンオリゴ糖/フラクトオリゴ糖/リンゴ/ニンジン/ほうれん草/海藻/カモミール/セイヨウハッカ/マリーゴールド/アニス/コロハ/ビタミン類(A,D3,E)/タウリン/ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)
肉類60%以上
「肉類」には、猫にとって欠かせない“動物性たんぱく質”が多く含まれているので、カナガンの「肉類60%以上」は理想的な割合と言えるでしょう。
“植物性たんぱく質”じゃダメなの??
ダメってわけじゃないけど、“動物性たんぱく質”の方が“植物性たんぱく質”より消化吸収率がいいんですって。
また、猫の場合肉食動物なので、動物性食材にしか含まれていない必須栄養素なんかもあります。
まぁ簡単に言うと、「肉食動物に欠かせない動物性の栄養素は十分に摂れるよ」ってことですね。
サツマイモ・ジャガイモ
サツマイモとジャガイモは猫が食べても安全で、以下のような特徴があります。
- サツマイモ
他の穀物に比べて血糖値が上がりにくい
アレルギー症状も起こしにくい - ジャガイモ
バランスのいい食物繊維が含まれている
栄養素として壊れにくいビタミンCやカリウムが豊富
グレインフリー(穀物不使用)のフードには、炭水化物としてイモ類や豆類が使われることが多いですが、サツマイモとジャガイモは比較的デメリットが少なく、メリットが大きいと言えるでしょう。
オリゴ糖
肉食の猫は、人間や犬と違って糖質の消化や吸収が苦手。
ですがオリゴ糖は、「糖質」ではあるけれど腸内の善玉菌の餌になりますし、血糖値も上がらないので身体にいい成分になります。
クランベリー
クランベリーには抗酸化作用があり、膀胱炎やストルバイト結石の予防に効果的と言われています。
他にも猫の健康維持をサポートしてくれる成分が含まれているので、サプリで使われることも多いですよ。
気になるその他原材料
以下3つは聞いたことない名前なので調べてみましたが、
- チキングレイビー…肉汁
- アルファルファ…食物繊維
- アニス・コロハ…ハーブの一種
と、必要な栄養素やリラックス効果の期待できるものでした。
成分について
エネルギー | 405kcal |
タンパク質 | 34%以上 |
脂質 | 16.7%以上 |
粗繊維 | 3.25%以下 |
灰分 | 10.7%以下 |
水分 | 8%以下 |
オメガ6脂肪酸 | 2.99% |
オメガ3脂肪酸 | 0.82% |
カルシウム | 1.58% |
リン | 1.1% |
糖質の表記がないので、成分の「糖質・タンパク質・脂質・粗繊維・灰分・水分」を100として計算すると、カナガンに含まれる糖質はおよそ27%になります。
(大まかな計算式…「100₋34₋16.7₋3.25₋10.7₋8=27」)
キャットフードに含まれる糖質は30%以下が理想的と言われているので、余裕で合格ですね。
あとは、猫にとって重要なカルシウムとリンの比率ですが、適正比率が「カルシウム:リン=1:0.8」なので、リンがちょっと少ないけどまぁまぁ範囲内といったところですね。
カナガンキャットフード歴4年目の本音レビュー
それでは、実際にカナガンチキンを食べ続けているそよちゃんの飼い主として、
- 実際どんな様子なのか?
- 健康状態は?
- 問題点は?
などを含めた感想を紹介します。
あくまで個人的な感想なので、「カナガンチキンをあげたらこうなるよ」って話ではないよ。
①健康的な体になった
そよちゃんは元々痩せ気味で、体も弱い方だったのですが、カナガンチキンを食べ続けてる今、体重も増えて健康体の状態が続いてます。
便秘気味で硬かったうんちも、いわゆる「理想のうんち」になり毎日快便。
見せてあげたいけど恥ずかしいからやめとくね。
少食でなかなか増えない体重にも悩んでましたが、しっかりした体型になり、「さすが高タンパク」と実感するようになりました。
②猫風邪と尿路結石の再発がない
そよちゃんは猫風邪キャリアで、尿路結石症(ストルバイト結晶)の経験もありますが、今のところ再発していません。
だからと言って「全てカナガンのおかげ」ってわけでもないですが、少なからず良質な食事の影響は出てると思うんですよね。
たまたま健康的な状態が続いてるだけかも知れません。
ですがフード選びにこだわる前まではなかなか猫風邪の症状が治まらなかっただけに、「カナガンのおかげじゃね??」と思う部分も正直あります。
③食いつきがいい
ペットフード特有のニオイというよりは、独特で強烈なニオイがします。
正直、クサイです。
ただ、初めてカナガンを開封した時のそよちゃんの食いつきは、今までにないくらい半端なかったので、この独特なニオイが猫にとっては食欲をそそるのかも知れませんね。
においがたまらないのよ。
④値段が高い
約4年、定期コースで購入し続けていますが、やっぱり「高いな」とはいまだに思います。
そよちゃんの場合『13週に1回の3個入りコース』なので、大体3ヵ月ごとに12,864円引き落とされてますからね。
正直お財布には優しくない値段です。
ただ、私の考えとしては「人間の食費に比べれば安すぎる」という感覚なので、もったいないと思ったことは一度もありません。
更にはまとめて3個以上(税抜10,000円以上)購入すると、
- 送料880円
- 代引き手数料260円
が無料。
周期や個数も自由に選べて、解約や再開も縛りがないので定期コースにはメリットしかありません。
【注意】こんな猫さんにはカナガンキャットフードは不向き
高タンパクがカナガンの魅力ではありますが、腎臓が悪い猫にとっては逆に負担が大きいので向いていません。
タンパク質を制限しなきゃいけないんだって。
また、カナガンにはシュウ酸が多く、比較的高齢猫に多いシュウ酸カルシウム結石症の場合は悪化する恐れもあります。
愛猫の状態がわからなかったり、気になる方は、獣医さんに一度相談してから購入するようにしてくださいね。
栄養価が高いからってどの猫にもいいってわけじゃないんだね。
そうなの。体質もあるしなんでもかんでも「いいよ!」とはオススメできないのよ。
【まとめ】カナガン自体は何も怪しくない良質なキャットフードです
- お肉たっぷりで少食の猫ちゃんにはもってこい
- 尿路結石の予防効果がある
- 栄養バランスが理想的
- 比較的食いつきの良さは好評
- 値段が高い・お試しがないのが難点
- 最安値はカナガン公式の定期コース
- 特定の猫さんには向いてないので注意
キャットフードの効果なんて、1ヵ月そこらでわかるのはせいぜい便くらいで、ある程度は続けてみないとわかりません。
で、実際何年も続けた現在のそよちゃんの状態はというと、
- 毛玉嘔吐が少ない
- 毛艶が綺麗
- いまだに食いつきがいい
です。
ただ、しつこいようですが全ての猫さんにとって最適というわけではないので、ライフステージや体質など、合っているかどうかはしっかりと考えた上で与えてあげてくださいね。
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