猫を飼うか迷っている方。
きっと、環境やお金のことを考えたり、何が必要なのか色々調べたりしてるかと思います。
でも、「猫を飼ってみたいけど、自分に向いているのか不安・・・」
そんな迷いを感じている方にこそ、この記事は読んで欲しい内容です。
猫との暮らしは癒しや喜びに満ちていますが、同時に“命を預かる責任”も伴います。
本記事では、猫を飼うのに向いていない人の特徴を具体的に紹介しながら、「それでも猫と暮らしたい人のための心構え」もお伝えします。
猫と自分のためにも是非最後まで読んでくださいね。


猫を飼うのに向いていない人の特徴とは?

アレルギーがあったり、猫に興味がないなどといった当たり前のことは省いてます。
①社交的で外向的すぎる人
- 【社交的】 人と話すのが好き
- 【集団行動が好き】 パーティやイベント、チーム活動が好き
- 【エネルギッシュ】 人と関わることが活力
- 【積極的】 新しい状況や挑戦に前向き
- 【自信家】 他者の評価に左右されにくい
猫は静かな環境を好む動物です。

毎日のように来客があったり、自宅にあまりいなかったりするような外向的なライフスタイルは、猫にとってストレスになることも。
向いていない理由
- 飼い主不在の時間が長く、猫の孤独や異変に気付きにくい
- 環境の変化(音・におい・人の出入り)が猫にとって負担
見直す点は以下二つ。
- 自宅で静かな時間を確保できるか??
- 人付き合いより猫を優先できる??
猫には猫なりの、飼い主さんとのコミュニケーションがあるので、「猫との静かな時間を大切に出来るかどうか」は考えるべきポイントです。
②神経質で潔癖な人
猫はとてもキレイ好きなので、猫自体におったり汚れたりはないですが、
- 抜け毛
- トイレのニオイ
- 家具の傷
などは避けられません。
特に換毛期は抜け毛の量が凄く、出かける前のコロコロは必須。

よくある悩み
- 掃除しても毛が舞う
- トイレの砂が飛び散る
- 爪とぎで家具が傷つく
猫の習性を「当たり前」として受け入れられるかがカギ。
あとは猫の体質や生態として、
- 興奮すると臭い汁を出す
- 飼い主の食事中にうんちする
- ところ構わずゲロする
はデフォルトですよ。

うちの子は私がご飯を食べてる時に高確率でうんちをするのですが、気になったので調べたら結構多いらしく、「猫あるある」らしいです。
③生活やルールへのこだわりが強い人
猫は本当にマイペースな生き物ですから、思い通りになる事はありません。
「ここに乗っちゃダメ!」、「この時間に寝て欲しい」など、細かいルールを猫に押し付けるとお互いにストレスになりがちです。
また、ジャンプ力が凄いのでどこにでも登り、何故か片っ端から物を落とすことも。
こだわりの「例」
- インテリアを完璧に保ちたい
- 決まったスケジュールを乱されたくない
- 自分の思い通りに動いてほしい
猫との暮らしには「ゆるさ」や「臨機応変さ」が求められます。
1日のルーティンやインテリアなど、生活のこだわりが強い人にとっては大変だと感じるかもしれません。


④経済的な余裕がない人
猫と暮らすには、毎月5,000円以上の「猫生活費」がかかります。
更に、病気や高齢化による医療費が発生すると、年間で十数万円の支出になることも。
必要な費用
- フード・トイレ用品
- 定期的な健康診断・ワクチン
- 医療費(緊急時だと10万円以上かかることも)
経済状況に応じたペット保険の加入や、積み立て貯金がおすすめ。
更に更に、留守中のエアコンフル稼働など電気料金もそれなりに上がりますし、可愛い猫グッズもたくさんありますからね。
ペットとお金に関しては、別記事の「お金がないなら猫を飼ってはいけない」でも書いてますが、実際初めて猫と暮らした私としても、「お金に余裕ないとしんどいな」と感じました。

⑤ADHD傾向がある人
猫との暮らしでは、「トイレ掃除・フードの管理や補充・病気のチェック」などの日常的なルーティン管理が重要。
注意力が散漫だったり、予定管理が苦手な人は、猫の体調の変化に気付きにくくなるリスクがあります。
ADHDの例
- ごはんやお水をあげ忘れる
- トイレ掃除を忘れて猫が粗相する
- 健診やワクチン接種の予定を忘れる
工夫次第で補える部分もありますが、自信がない場合は慎重に判断してくださいね。
ADHDの傾向があるかどうかわからない方は、以下項目をチェックしてみてください。
他にも、感情をコントロールしにくかったりイライラしやすかったりするので、猫に対してやらなきゃいけない事や気をつけなきゃいけないことも忘れてしまいがち。
実際、私と娘にはADHDの傾向があり、愛猫との暮らしで「これは気をつけなきゃ危ないな」と感じたことが何度かありました。
気をつけていてもやらかしちゃうのがADHDですから、結構注意が必要です。
【注意】「向いていない」=「飼ってはいけない」ではない
それでも猫を飼いたい!という方は、当たり前に是非、飼ってください。
ここまで読んで、「自分は猫を飼うべきではないのか・・・」と落ち込んだ方もいるかも知れません。でも、向いていなくても、対策や覚悟があれば猫と幸せに暮らすことは可能です。
- 不在が多い→見守りカメラや自動給餌器を導入
- 神経質→空気清浄機や掃除ルーティンを整える
- 忘れっぽい→通知がくるアプリで管理
私が今回伝えたかったことは、
- 猫と人にも相性がある
- 猫との暮らしに向かない性格がある
- 向かないなりに出来る事はある
という事を知っておいて欲しかっただけなんです。
猫を飼って後悔する人のほとんどは、猫のことや自分自身のこと、そして猫との相性を知らないまま飼い、「思ってたのと違った」となるのだそう。
でもある程度わかった上でならそんな後悔はしないはずです。
飼う前にしておきたい3つの準備
それでは最後に、愛猫家兼キャットケアスペシャリストの視点から、「猫を飼う前にしておいて欲しい準備」を3つ、簡単に紹介します。
- 猫の飼い主になる覚悟
「猫、大変だよ!」・「覚悟は出来てる?」・「後悔しない為に」 - 猫と暮らす準備
「必要なものリスト」・「お金はいくらかかるのか」 - 猫を守るためにやるべきこと
「危険なものリスト」・「アロマの排除」
【まとめ】向いていなくても「覚悟」は猫にとっての救いになる
猫を飼うのに完璧な人はいません。
私だって、向いていない部分はありました。
大切なのは、「自分は猫の命を預かる責任が持てるか?」を真剣に考えることです。
不安な気持ちは、準備と覚悟で変えられますから。
そしてその覚悟は、猫にとって何よりの愛情となり、猫を幸せに出来る力となるのです。

対策なら当ブログでもたくさん紹介してます。参考になるかどうかはわかりませんが、猫を飼うのに向いてない人の特徴に2項目当てはまっていた私が書いてますから、なにかしらの役に立てるとは思っています。
「猫愛でがんばる!」って方は、最高の猫ライフを楽しんでくださいね。
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