【お水を飲まない猫】水分不足は寿命を縮める可能性大!【対処法も紹介】

げぼくの務め
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うちの猫たん、あまりお水を飲まないんだけど・・・。

今回はこんな不安にお答えします。

この記事はこんな方(猫)におすすめ
  • ドライフードしかあげていない
  • 一度でもおしっこの病気にかかったことがある
  • ウンチが硬い・便秘気味


猫は元々あまりお水を飲まない生き物ですが、お水を飲む習慣がないというだけで、少ない水分量でも大丈夫というわけではありません。

猫だって水分は必須。


おうちの猫さんに一日でも健康で長生きしてもらうためにも、この記事を最後まで読んで「猫とお水について」の正しい理解と、工夫をしてあげてくださいね。

まいまい
まいまい

普段ウェットフードを食べてる猫さんはしっかり水分取れてるから、読まなくて大丈夫ですよ!

「猫はあまり水を飲まない生き物」という誤解

冒頭でもお伝えしましたが、「猫はあまりお水を飲まない」というのは「お水を飲まなくても大丈夫」ではなく、「お水を飲む習慣がない」という意味です。

猫に必要な1日の水分量

猫が1日に必要とする基本的な水分量は、体重1kgあたり55mlになります。

そよ姫
そよ姫

私の場合4.1キロなので225mlのまないといけない。


おうちの猫さんが十分な水分をとれてるのか気になる方は、

  • 計量カップでお水を測って容器に入れる
  • 24時間後残ったお水を計量カップに戻して測る

という方法で、一度測ってみてください。

あくまで基本的な大まかな数値であって、環境や年齢、猫さんの状態によっては変わってきます。

猫本来の水分補給は食事から

実は猫の腎臓の働きって、水分を食事でまかなえるようになってるんです。

そよ姫
そよ姫

元々砂漠の動物やから体がそうなってるのです。


捕まえた獲物を丸呑みすることで必要な栄養や水分を摂取できるので、「お水そのもの」は少し飲むだけ。

だから猫にはお水を飲む習慣がなく、猫本来の食事を追求するならウェットフードが理想と言われています。

ドライフードの場合は飼い主さんの工夫が必須

ウェットフードが理想とはいえ、それなりにデメリットもあるのでドライフードをメインであげてる方も多いですよね。

ですがドライフードの水分量は10%以下がほとんどで、全っ然足りてません。

たまに猫がチロチロとお水を飲んでる場面を見かけるかと思いますが、実はアレ、「水分がとれてる」と言えるほどの量は飲めてないんです。

だからこそ、カリカリをあげてお水を置くだけでは、猫の水分摂取量は少ないまま。


ドライフードメインの猫さんには、今のままじゃ水分が足りてないことを飼い主さんがちゃんと知った上で、工夫が必須となりますよ。

猫が十分にお水を飲まないことで起こる悪影響

水分不足はわかりにくく、あらゆる臓器にじわじわとダメージを与えます。


ちょっと難しい話をすると、水分不足になると腎臓の血流が下がってしまい、腎細胞が保護されにくくなるんですね。

そうすると濃いおしっこになって尿石が出来やすくなっちゃうんで、結果腎臓に負担を与えてしまうわけです。

そして、猫の死因の多くが腎不全。


つまり、愛猫と私たち飼い主にとっての宿敵である腎不全に打ち勝つ秘奥義は、水分補給。

まさに、敵を知り己を知れば百戦危うからずなのです。

そよ姫
そよ姫

???

お水を飲まない猫に水分をとってもらう3つの方法

さて、大事なのはここから。
言う事全然きいてくれない猫様に水分をとってもらう手段です。

自動給水器を使う

猫は本能的に“流れる水は新鮮”だとわかっているそうなので、自動給水器のお水なら置き水よりも飲んでくれるかも知れません。

これはもうド定番というか王道。

うちのそよちゃんも自動給水器にしてから、定期的にお水を飲んでくれるようになりました。


まぁ、それでも蛇口から流れるお水には勝てませんが。

お水がおでこに当たって跳ね返って舌が届かないことがわからない可愛いそよちゃん。


ただ、自動給水器は毎日のお水交換や定期的な分解洗浄をしないといけないので、買うならお掃除が簡単なプラスアクアがオススメです。

定期的にウェットフードあげる

全食ウェットフードとなると厳しいかもですが、1日1回や2日に1回でも全くあげないよりは全然マシです。

「今日はあんまりお水飲んでないなぁ・・・」といったタイミングや、すぐに片付けられる時間帯など、出来る範囲でウェットフードをあげてみてください。

トッピングや間食としてあげる場合なら一般食でもいいですが、一食分なら必ず「総合栄養食」と記載されてるウェットフードを選んでくださいね。

水分量の多いおやつをあげる

うちのそよちゃんがそうなんですが、子猫時代からドライフードをメインに食べていると、ウエットフードをなかなか食べてくれないことがあります。

ですがおやつなら喜んで食べてくれるかと思うので、水分量の多いおやつで水分補給してあげてください。

猫のおやつに関してはデメリットもあるので、頻度と量には気を付けてください。
健康な猫さんでも「下部尿路配慮」や、「㏗コントロール」と表記されてるおやつの方が安心です。


まぁ、チュールタイプのほとんどのおやつはがたまにあげる程度なら全く問題ない商品ですが、

  • おしっこの病気になったことがある
  • 療法食を食べている
  • 出来ればおやつはあげたくない

という猫さんには、腎と膀胱のケアができる「ネコリ」がまじでオススメ。

そよ姫
そよ姫

ネコリ派。うまい。

他にも、

  • 飲みやすい器や陶器に変える
  • 水飲み場を増やす
  • ぬるま湯を入れる

などの方法もありますが、正直対策としては弱いですね。

我が家のそよちゃんは、上記3つのどれも効果なしでした。

【まとめ】猫があまりお水を飲まないなら必ず工夫して水分補給してあげましょう


獲物を狩って食べる外猫さんと違って、おうちの猫さんの栄養や水分は飼い主さん次第となります。

水分補給はあくまで病気予防のひとつですが、これだけ猫は腎不全が多いというデータがある中で、対策しない理由はありませんよね。


猫の膀胱炎は再発率が高いです。

そして猫の腎機能は回復しません。


何年後かに後悔しないためにも、愛猫様が水分をとれる工夫は必ずしてあげてくださいね。

そよ姫
そよ姫

もう一回言わせて、
ネコリ派。

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