犬か猫どっちを飼う?それぞれの魅力と大変さ&相性診断

ねこ語り
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動物好きからすれば「犬か猫か」なんて究極の選択。

ですが、ペットは家族。“可愛さ”だけで決めるものではありません。

「どっちを飼おうか迷っている・・・」
「家族内で犬派と猫派に分かれていて決まらない。」

そんなお悩みを解消すべく、この記事では犬と猫それぞれの魅力や大変さを、わかりやすく紹介しています。

さらに、「自分はどっちに合っているか」を簡単に診断できるようにまとめました。

「犬」と「猫」人気なのはどっち??

ではまず、世間一般的にどっちの方が人気なのかについてまとめてみました。

tete
tete

データとして紹介するだけで、個人的にはどっちが人気かどうかは正直どうでもいいです。笑

「犬か猫、どっちを飼っている?」最新データ

調査機関調査実施時期/対象指標結果
ペットフード協会
「全国犬猫飼育実態調査」
2024年/世帯飼育頭数
(世帯飼育率)
犬:約6,796,000頭
(8.76%)
猫:約9,155,000頭
(8.61%)
クロスマーケティング
「ペットに関する調査」
2024年/男女(20~69歳)
5000人
飼育者の割合
ペットの種類の割合
飼育舎数21%
犬:43%
猫:38%
WALKER+
「ペットに関する調査」
2024年/読者1682人飼育割合犬:50.9%
猫:40.9%

ペットフード協会の調べでは、過去5年(2020~2024年)で「犬派減少・猫派増加」という結果に。

猫がじわじわとのし上がって来ています。

「犬派?猫派?」最新データ

調査機関実施期間/対象結果
アイスタット2024年/男女(20~69歳)
300人
犬派:53.0%
猫派:37.3%
アイコニットリサーチ2025年/回答者
24000人
犬派:46%
猫派:29%
ナビット2024年/モニター会員
1000人
犬派:196人
猫派:176人

猫と暮らしている方が増えている一方、人気はやはりまだまだ犬の方が多いですね。

犬と猫、それぞれの魅力


それでは本題。「犬派・猫派」の意見からわかるそれぞれの“魅力”や“大変さ”について紹介します。

犬の魅力

わんちゃんのいいところ
  • 人懐っこい
  • 愛情表現がストレート
  • 忠誠心が強い
  • 芸を覚える
  • 相棒的存在


犬の魅力はなんと言っても人懐っこい可愛さ。

帰宅すると駆け寄ってきたり、「なでて!」と求めてきたりストレートな愛情表現をしてくれます。

犬派が思う「ワンちゃんのいいところ」

  • 飼い主の気持ちを理解しようとしてくれる
  • いつもそばにいてくれる、裏切らない
  • フレンドリーで交流的
  • 表情がやさしく豊か
  • 一緒に運動したりお出かけが出来る

猫の魅力

にゃんこのいいところ
  • マイペース
  • 愛情表現がオシャレ
  • ツンデレ
  • 自由気まま
  • 自立した関係性

猫の魅力はやはり、ツンデレ。

呼んでも来ないのになぜかそばにいる、オシャレな愛情表現をしてくれます。

猫派が思う「にゃんこのいいところ」

  • しぐさや動きが愛らしい
  • 肉球、もふもふの毛、抱き心地がたまらない
  • 見てるだけで癒される
  • 無言の信頼関係がある
  • 媚びない気高さ

犬と猫、それぞれの大変なところ

逆に、手がかかること、制限されることももちろんあります。

犬の大変なところ

ワンちゃんの大変なこと
  • トイレのしつけ
  • 噛み癖やイタズラ
  • におい対策
  • 生活の制約
  • 毎日の散歩

犬派が思う「ワンちゃんの困ったこと」

  • 物音に吠える、声がでかい
  • しつけトレーニングが難しい
  • まめにシャンプーしないとにおう

犬のしつけは意外と大変。

トイレを覚えなかったり、噛み癖が治らなかったりで、ドッグトレーナーさんのしつけ教室を受ける方もいます。

猫の大変なところ

にゃんこの大変なこと
  • 爪とぎ対策
  • トイレのにおい対策
  • 来客や外出が苦手
  • お世話が難しい
  • しつけができない

猫派が思う「にゃんこの困ったこと」

  • 病院へ行く時暴れる
  • 爪切りや歯磨きの時暴れる
  • 夜中急に爆走する

猫とは主従関係を築けないので、こちら側が工夫するしかありません。

そのかわり自立心が強いので、トイレのお世話やシャンプーなどのお手入れは、自分で勝手にしてくれます。

犬か猫か迷った時の相性診断

それでは、ペットと暮らす上で重要となる“相性”を知るためにも、調査や研究でわかった「犬派」と「猫派」それぞれの性格や共通点を紹介します。

犬との暮らしが向いている人

性格社交的で人と一緒にいるのが好き
リーダーシップ・世話焼き気質がある
外向的で活動的
愛情表現豊かでスキンシップが多い
ライフスタイル毎日の散歩や運動の時間がある
生活リズムが規則的・朝方~日中の活動
家に人がいる・家族と暮らしている
旅行や外出は犬と一緒に行ける
環境近くに散歩できる安全な場所がある
自宅はある程度の広さがある
ご近所さんとの関係性が良好
MBTIENFJ・ESFJ:面倒見がよく仲間や家族を大切にする「献身タイプ」
ESTJ:規則的に散歩やしつけが続けられる「管理能力が高いタイプ」
ENTP・ENFP:犬と遊んでアクティブに楽しめる「エネルギッシュタイプ」


「犬派」の人は人との関わりを大切にし、褒められると嬉しい傾向にあるそうです。

そういった面が犬との相性が良く、より深い信頼関係性も築けるのでしょう。

猫との暮らしが向いている人

性格マイペースで一人の時間を大切にする
観察好き・ちょっとオタク気質
支配欲がなく相手を尊重できる
愛情表現は控えめ
ライフスタイル不規則な生活にも対応できる
外出は少ない・旅行も行かない
静かな空間や落ち着いた暮らしが好き
休日は家の中でのんびり
環境完全室内飼いができる住宅
近隣の騒音が少ない
MBTIINFP・INFJ:繊細で共感力が高く猫の自由を尊重できる「理想主義タイプ」
INTP:観察好きで猫の行動をじっくり楽しむ「探求者タイプ」
ISTP・ISFP:一人時間が好きで猫と程よい距離感を保てる「自由人タイプ」


一方「猫派」の人は自分のペースを大事にし、内と外で顔を使い分けるそうです。

だからこそ猫との心地良い距離感を保ち、猫を尊重出来るのかも知れません。


これはあくまでデータによる傾向なので、「犬との暮らしが向いてる人」の項目全てに当てはまる方でも、猫の虜となることもありますし、逆も然り。

私のように「犬派から猫派になった」という人もいますからね。

ただ、これは個人的な意見ですが、あながち間違ってないんじゃないかなとも思いました。

tete
tete

私はINTPとINFPを行ったり来たり。インドアでとにかく家でゆっくり過ごしたい派。オタク気質あり、うるさいの苦手、パーティ苦手。猫様にぴったりでした。

参考

猫派の私が伝えたい、猫の誤解

これだけ猫がSNSを支配している時代でも、「猫は薄情」とか「猫はなつかない」なんて言う人がまだいます。

これは完全に誤解で、全然そんなことないです。

確かに犬のような愛情表現はしないし、人懐っこさもないですが、猫だって猫なりの愛情表現をしてくれますよ。

ただ、ちょっとわかりにくいだけ。

たとえば、ゆっくりまばたきや高い所から見下ろしたり、お尻の穴を見せてきたり・・・ちょっとわかりにくいだけなんです。

「かまって!遊んで!」も、単独行動の肉食動物だからか、伝わりにくい。

でもちゃんと、私たちの愛は伝わるし、信頼してくれている。

一見冷たく見えるかも知れないけど、実は深い愛情を猫も抱いてくれるのです。

また、「猫は飼うのが楽」も嘘。大嘘。
全然そんなことないですからね。

これは猫に限らず、犬も同じ。言葉をかわせない、人間とは全く違う生き物と暮らすわけですから、大変に決まっています。

【まとめ】犬も猫もどっちも可愛い!大事なのは生活や性格の相性

犬も猫も、それぞれに違った魅力と大変さがあります。

どちらが優れているという話ではなく、あなたの暮らしや性格に合うかどうかが一番大切。

外に出て一緒に遊びたいなら犬、おうちの中でまったり過ごしたいなら猫、といった選び方もありますし、相性を考えて決めることも犬や猫の幸せな暮らしにつながりますからね。

どっちにしろ、私が言えることは「犬も猫もほんとうにかわいくて、愛おしい存在である」ということ。

大切なのは、お互いに無理なく暮らせる環境を整えていくことです。


これを見て悶絶した人は猫派。


tete
tete

猫が気になる方は、次なるステップへと進むために以下の記事もどうぞ。




コメント

  1. 元野良 より:

    うちの猫(元野良猫)たちは、甘えん坊で、ストーカーで、かまってちゃん。
    帰宅すると、犬より大きな声で鳴いて、寄ってきて、離れません。
    夜も、飼い主を独占したがります。

    来客があっても、平気です。

    犬でも猫でも、その個体や環境によるので、
    一概には言えないと思います。

    むしろ、この記事を参考に犬か猫を飼って、「こんなはずじゃなかった」とならないことを願います。

    • tete ottan より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りで、うちの猫も娘にはべったりなので「一概には言えない」と私も思っています。

      ただ、少し「猫」を誤解してる方も多いと感じたことがあり、猫の本能や習性を知ってもらった上で相性を考えて欲しいなと思い書きました。

      ですが元野良さんの言う通り、この記事の内容では私も誤解を生んでしまいます。
      内容を見直し、少し伝わりやすく訂正させていただきました。

      ご指摘ありがとうございます。

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