猫の飲水量を“数字で見える化”できる モニタリング自動給水器。
「そこまでした方がいいのかな?」
「普通の自動給水器で十分じゃない?」
と悩んでいる方もいるかと思います。
確かに、毎日お水を足して、猫が飲んでいる様子を見ていれば十分な気もします。
でも、腎臓病などのリスクが高い猫にとって、正確な飲水量を把握できることが安心につながるのも事実。
この記事では、実際に モニタリング自動給水器(miruto Mona)を使ってみた体験をもとに、
- 公式スペックと基本情報
- 実際の使用感(猫の反応・アプリの使いやすさ・掃除や管理のしやすさ)
- メリットとデメリット
- 向いている飼い主さん&猫さん
- 不要かもしれないケース
を正直にまとめました。
「うちの子にはモニタリング機能が必要か?」その答えが見つかると思います。

モニタリング自動給水器「miruto Mona」の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 静音性 | 30㏈以下の静音ポンプ |
| 材質・構造 | 傷がつきにくく雑菌の繁殖を抑えるステンレス皿 丸洗い可能なパーツ多数あり (タンク・ステンレス皿・ポンプなど) |
| 給電方式 | ワイヤレス給電方式 専用パッドに置くだけで給水スタート |
| モニタリング機能 | 1ml単位で猫の1日/1か月の飲水量を記録 グラフ表示が可能 給水器内の水量も見られ、水が少なくなったら通知あり |
| 清掃リマインド機能 | フィルターおよび本体の清掃日時を設定 リマインドしてくれる機能あり |
| フィルター | 天然由来浄化成分 6種類の浄化成分を含む仕様 シリカ、カルシウム、炭素、カリウム、マグネシウム、アルミナ |
| 対応 | Wi-Fi 2.4GHz帯 無線 LAN 対応 |
| 定格電源 | DC5V 1.0A |
| 付属品 | ステンレストレイ、フィルタートレイ、水フィルター1個、 送水管+ポンプ、ベースタンク、スタンド、 ポンプフィルタースポンジ、クリーニングブラシ(大・小)、 説明書など |
| 価格/プラン | 【買い切り価格】 ~ ¥14,780(税別) 【レンタルプラン】初月 ¥770、 2ヶ月目以降 ¥1,408(税別)/月 |
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実際に使ってみた感想

設置とサイズ感
設置自体は簡単。一般的な自動給水器と同じで、本体を洗浄してからフィルターをセットし、水を入れ、電源をつなぐだけです。
サイズは、幅22.8cm×高さ13.9cm×奥行17.7cmと少しコンパクト。
置き場所に困らない点は嬉しいです。(3台目なので笑)


猫の反応

うちのそよちゃん、子猫時代から自動給水器でお水を飲んでいるので、全く抵抗ありません。
今回もいつも通り、近くに寄って行ってクンクンと匂いを嗅ぎ、体勢を整えるとチロチロ。
このチロチロ飲み、本当にかわいい。
音も全く気にならないほど静か。
30dBをわかりやすく言うと、「エアコンの弱風の音程度」だそうで、確かにそれくらい全く気にならないです。
アプリの使いやすさ
アプリの初期設定(Wi-Fi接続やモニタリング設定など)は説明書通りで、簡単にできました。
デバイスの接続に結構時間かかりましたが、その後は問題なし。
飲水量のグラフ表示は見やすく、1日単位・月単位で比較できて、「今日は少ないな…」と気づきやすい設計。
通知機能も、「水量が少ない」「フィルター/清掃タイミング」など、必要なタイミングでリマインドしてくれるのが嬉しいですね。
問題点を強いてあげるなら、アプリを立ち上げてからデータの同期までに5〜10秒かかること。日々使うものなので、せっかちな関西人(私)はちょっと気になります。笑
掃除やメンテナンス

全てのパーツをサッと取り外して丸洗い可能。
タンクの洗浄もフィルター交換(月1程度)も簡単です。
ワイヤレス給電で、コードが本体についていないため手間もありません。
しかもクリーニングブラシ付き。ブラシは別売りという商品が多いので、結構嬉しいですね。
この7年、色んな種類の自動給水器を使ってきた私としては、この「お手入れのしやすさ」は超重要ポイントと言えます。
説明書では「水温 5〜30℃」での洗浄が推奨されていて、その範囲を守ることで劣化防止になるのだそうです。
実際に使ってわかったモニタリングのメリット
普段ドライフードが中心の猫や、シニア期に入った猫にとって、「1日に必要な水分をきちんと摂れているか」を把握することは病気予防の大切なポイントです。
とはいえ、飲水量を毎日自分で計測するのは正直かなり手間がかかります。
その点、モニタリング自動給水器があれば、飲水量をアプリでチェックできるので安心。
「今日は少ないな」と気づいたら、ウェットフードを増やしたり、水分補給できる健康おやつをプラスしたりと、その日の状態に合わせて対策がとれるのが大きなメリットだと感じました。
実際に、そよちゃんもMonaを使い始めてからは、「今日はウェットを足そう」と判断するタイミングがとてもわかりやすくなりました。
水分管理を手軽に続けられるようになったことが、飼い主としては何より助かっています。
デメリット
買い取りの場合、一般的な自動給水器と比べると本体価格がやや高めなのが正直なところです。
レンタルを選んだ場合でも、レンタル料に加えて専用フィルター代が必要になるため、毎月およそ1,800円ほどのランニングコストがかかります。
どんな猫ちゃんにおすすめ?
モニタリング機能は、
- 健康状態に不安がある
- シニア猫
- ドライフードがメイン
といった猫さんにおすすめ。
「水を飲んでいるつもりでも、実際には足りていない」ことが少なくありません。
モニタリング自動給水器なら、その見えにくい部分を数値として確認できるので、飼い主さんが早めに気づいてあげられるのが安心。
毎日の飲水量を“見える化”しておくことで、小さな変化にも目を配りやすくなります。
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モニタリングが必要ないかもしれないケース
逆に、
- 普段からウェットフードを食べている
- 十分に水分がとれている
- 健康で若い(5歳以下)
といった猫さんは、日常的にしっかり水分をとれているため、モニタリングの必要性はあまり高くないかもしれません。
特に若い猫ちゃんは体力もあり、体調の変化も比較的少ないため、毎日の飲水量を細かく把握しなくても問題ないかと思います。
【まとめ】
mirutoのモニタリング自動給水器Mona は、健康管理機能が充実していて、「飲水量をモニターして健康を守りたい」という目的にはとてもマッチする給水器です。
ただし、すべての猫・すべての飼い主にとって必須というわけではありません。
コスト・設置スペース・アプリやメンテナンスの手間などを考えて、「自分(と愛猫様)にはここまで必要かどうか」を判断することが大切だと思います。
私自身は、そよちゃんが腎機能が低下するシニア期に入ったことや、ウェットフードを進んで食べてくれないことからも、モニタリング機能はかなり役立っています。
もう少し長期間使って、変化をグラフで確認したらまた改めてアップデートしますね。



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