【乾燥対策】猫に安全な加湿器3選!イタズラ大好きな猫にも安心

ねことの日々
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猫の加湿器問題、解決策が知りたい。


今回はこんな悩みにお答えします。

この記事を読んでわかること
  • 猫にも加湿器が必要な理由
  • 猫にとって危険な加湿器
  • 猫との暮らしにオススメの加湿器




以前、Instagramにコチラ↓の投稿をした際、


うちの猫も蒸気をなめる!

うちの猫は加湿器に乗ろうとする!


といった猫ちゃんの困った加湿器問題に悩む飼い主さんからコメントをいただきました。


「猫の為に加湿器を諦める」という選択肢もありますが、実は猫にとっても乾燥はよくありません。


というわけで、猫さんのいるおうちでも安全な加湿器や、使用方法について紹介します。

ねこぐらし管理人

猫にも加湿器が必要な理由

そもそも、何故猫にも加湿器は必要なのか?についてお伝えします。

①エアコンのせいで室内が乾燥する

猫の祖先は元々砂漠で暮らしていたので、高湿度な環境はあまりよくありません。

ですが冬場のエアコンや暖房器具を付けた部屋だと極端に湿度が下がってしまうため、猫にとっても健康にあまりよくないのです。

猫にとって快適な温度と湿度は以下の通り。

  • 室温設定…22~28℃
  • 湿度設定…50~60%


つまり、室温を保つための暖房器具による乾燥対策として、加湿器は必要ということです。

②乾燥により皮膚や喉にトラブルが起きる

お家の中が乾燥すると、当然猫さんの皮膚や喉も乾燥してしまいます。

皮膚が乾燥するとかゆみを引き起こし、かきむしったりフケが出たり、悪化すると皮膚炎となる可能性も。

また、喉の乾燥は粘膜がダメージを受け、呼吸器に影響を与えることもあります。


表面の保湿は猫用スキンケアなどでも対処できますが、加湿器を使う方がより効果的。

ちなみにですが、うちは愛猫のそよちゃんに猫用スキンケア【MEDICAT(メディキャット)】を使っています。

猫にもスキンケアする時代なんです。

③免疫力低下とウイルスの活性化予防

空気中の湿度が低くなるとウイルスが活性化します。

で、ウイルスが活性化すると、乾燥によって免疫力が低下している鼻や喉の粘膜から感染症にかかるリスクも上がってしまうんです。

大切な猫ちゃんをウイルスから守るためにも、適切な湿度の維持は大事という事ですね。

【注意】冬は脱水状態になりやすい

お水をがぶがぶ飲む習慣がない猫は、乾燥する冬場は体の水分量が減ってしまい、脱水状態になりやすいんですよね。

脱水気味になるとおしっこの濃度が高くなり、腎臓に負担を与えてしまいます。

腎トラブルを抱えてる猫や高齢猫は特に、水分不足にならないよう注意してあげてください。

tete
tete

水分不足は膀胱炎やストルバイト結晶になりやすいんですよ。

猫に安全な加湿器を選ぶポイント

「猫にも加湿器が必要」ということがわかりましたが、加湿器や猫の性格によっては危険な場合もあります。

そよ姫
そよ姫

イタズラせずにはいられない。

というわけで、加湿器の種類や、猫のいるおうちでも安全に使える加湿器選びのポイントについてまとめてみました。

猫のための加湿器選びのポイント
  • 倒れにくい形・設計
  • 火傷する危険性はないか
  • 雑菌が繁殖しにくい
スチーム式超音波式気化式ハイブリッド式
安全性×
衛生面×
加湿量
電気代
方式水をヒーターで加熱し
蒸発させる
超音波でミストを
発生させる
水分を気体として
放出させる
温風で水分を気体
として放出させる
tete
tete

スチーム式は本当に危ないんでやめておきましょう。

猫との暮らしにおすすめの加湿器3選

①気化式(フィルター+ファン)

“水を含んだフィルターに風をあてて蒸発させる”という、構造上「熱」も「微粒子の霧」も使わないため安全。

加湿量が少ないというデメリットはありますが、「カビや雑菌の発生・やけどのリスク・比較的低価格」というメリットは大きいですね。

まいまい
まいまい

加湿力が低いから寝室や子供部屋などの個室にオススメ。

②ハイブリッド式(温風気化×気化)

ヒーターで温めた空気を、フィルターに通して水分を気化させる仕組みで、やけどの心配がありません。

温風で加湿の立ち上がりが早く、気化式の「ゆっくり加湿」の弱点を補ってくれます。

注意点

“ハイブリッド式”という呼び方について、日本のメーカーでは一般的に、「温風気化×気化」タイプを指しますが、たまに「超音波×加熱」のようなタイプをハイブリッド式と呼ぶ商品もあります。
この場合は霧が発生し、床が濡れたり衛生管理も難しくなるため、間違えないように気を付けてください。

まいまい
まいまい

スピーディに加湿できるからリビングにおすすめ。

タイマー&チャイルドロック付き
加湿方式を選べる省エネ
給水・お手入れ簡単で清潔
パワフルに加湿&3年保証

③気化式ベースの加湿空気清浄機

加湿器と空気清浄機が一体型となったタイプなので、本体価格は高くなりますが、個人的にはかなりおすすめです。

加湿部は気化式と同じ仕組みで安心ですし、空気も綺麗にしてくれますからね。

猫のいるおうちでは理想的です。

tete
tete

スペースも一台分で済むから置き場所にも困りません。



ちなみに我が家で使っているのは「ダイキン加湿ストリーマ空気清浄機」

加湿方式は気化式なので、安心&安全ですよ。

転倒の心配もないしミストも出ないので、そよちゃんも好きなだけ上に乗っておまたに風を浴びてます。

最新モデル

うるるとさららシリーズ


ただ、ダイキンの加湿空気清浄機は少しお値段が高いのが難点。

本体価格を抑えたい方には、同じく気化式の「SHARPプラズマクラスター加湿空気清浄機」がオススメ。

静音・パワフル吸じん運転機能
スリムボディ&型落ちで低価格
ちなみにハイグレードモデルははコチラ

猫との暮らしに向いていない加湿器とは?

逆に、猫と暮らすおうちで注意したいのが、

  • スチーム式
  • 超音波式
  • アロマ加湿器

の3タイプ。

私もそよちゃんと暮らす前までは使ってましたが、危ないので封印しました。

まいまい
まいまい

今おうちで使ってる加湿器が当てはまる場合は気をつけてくださいね。

スチーム式加湿器はヤケドのリスクが高い

スチーム式は、水をヒーターで加熱し、100℃近い高温の蒸気で加湿する方式です。

清潔さという面では優秀なので、私も愛用してましたが、猫がいるなら話は別。
吹き出し口から熱い蒸気が出るため、やけどの危険があります。

倒してしまった場合は熱湯がこぼれることもあるので、猫と暮らすおうちには向いていません。

超音波式は“雑菌”が拡散しやすい

水を振動でミスト状にして噴出する超音波式。

こちらも使ってましたが、実は水中の雑菌やカルキ、ミネラルまで一緒に空気中に飛ばしてしまうという欠点があります。

しっかりと毎日タンクを洗浄&除菌しないと、雑菌が繁殖して部屋中に広がり、人や猫にも悪影響を与える恐れが。

特に猫は1日に何回もグルーミングするので、被毛についた分体内に取り込んでしまいますからね。

また、嗅覚が人より鋭いので、水の嫌なニオイに敏感に反応し、ストレスを感じることもあるそうです。


加湿空気清浄機を買うまではこまめに洗浄して使ってましたが、めちゃくちゃめんどくさいので、おすすめしません。

まいまい
まいまい

洗浄する手間を考えたら加湿空気清浄機買った方が安いとすら思いました。

アロマ加湿器は絶対NG

アロマ加湿器というか、アロマ対応加湿器ですね。

アロマは猫と暮らすおうちでは使用厳禁。

なぜなら、精油(エッセンシャルオイル)に含まれる成分の多くは、猫が体内で分解できず、蓄積してしまうからです。

特に、人気のティーツリー・ユーカリ・ラベンダー・シトラス系などに含まれる成分は、肝臓に負担をかけ中毒症状を引き起こす危険がありますよ。

直接的ではなくても、呼吸や皮膚、グルーミングで体内に取り込んでしまうので、少量でもダメです、

そよ姫
そよ姫

やめてね。

【まとめ】猫との暮らしには加湿器の見直しを!

寒さが苦手な猫さんのために、暖房をフル稼働してる優しい飼い主さんも多いでしょう。

でも、そうするとどうしても、部屋の中が極端に乾燥し、猫風邪や尿路疾患、皮膚トラブルを引き起こす原因になっちゃいます。

だからといって適当に加湿器を選んでしまうと、今度は別のリスクが・・・。

「知らなかった」で、大切な愛猫を苦しませないためにも、猫に優しい加湿器を選んであげてくださいね。

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